2014年12月10日水曜日

小林正観さんの『幸も不幸もないんですよ』、新年の抱負を振り返る

新年の抱負を振り返るこの時期にほんとうに良い本に巡り会えました。
それは、小林正観さんの『幸も不幸もないんですよ 人に、お金に、運に好かれる法則』(マキノ出版)です。
今年は新年の抱負として「自分を見つめる(極める)」を掲げて次の3つの目標を立てていました。
1.神社仏閣にお参りする(自分を極める)
2.身の回りのモノを厳選する(持ちモノを極める)
3.通信設備を固定からモバイルに切り替える(通信環境を極める)
その1番の「神社・仏閣にお参りする」については昨日、小林正観さんの神社・仏閣の参り方とともに今年お参りした神社・仏閣を紹介してみました。
次に難解な「(自分を極める)」については、この本のおかげで結論がようやく見えてきました。
小林正観さんの本がけいじの心をとらえて離さない一因には、けいじの腰痛遍歴にありそうです。
腰痛が原因で定年を機に仕事をやめました。
それから3年もの間、腰痛が突如として襲ってきて、寝込んでは起き、起きては寝込むという生活を何度も何度も繰り返してきました。
これについては、ブログの検索窓に「腰痛」と入力すると2009年3月11日からの分がドッサリと出てきますよ。
もうこのまま寝たきりになってしまうのではないかと何度も思ったほどでした。
それが2年を過ぎた頃から少しずつ良くなってきて、無理さえしなければ苦痛もなく体を動かせるようになってきました。
それにつれて些細なことにも感謝の心が芽生えるようになってきました。
普通の生活ができることが、なんとありがたいことかと思うようにもなっていました。
ありきたりの普通の生活にも感謝できるように心が変化してきたようです。
朝、痛みもなく普通に起き上がれること、普通に歩けること、普通に食事ができること、トイレが苦もなく普通にできることなどに。
そんな心境になりつつある時に、そのような普通の生活に感謝できることこそが幸せなことなのだよと小林正観さんの本は説き明かしてくれます。
その箇所を引用させていただきます。
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そのような価値観にならなかったー%の人は、病気になったり、事故に遭ったり、災難・トラブルに巻き込まれた経験のある人たちでした。
この経験をもとにして、病気をした人、事故に遭った人、災難・トラブルに巻き込まれたことのある人というのは、なにもない平穏な日々の積み重ねが、どれほどありがたくて幸せであるかということに、体験的に気がついてしまったのです。
普通に朝が来る。そして、そこには湯気の立ったみそ汁があって、湯気の立ったごはんがあって、納豆があり、たくあんがあり、辛子明太子がある、梅干しがある。そのような普通の朝食を取り、普通に電車に揺られ、普通に会社に着き、普通に仕事をし、同僚と冗談を言い合いながら笑い、おいしいコーヒーを飲み、そして、夕方になって帰ってくる。
幸せとは、自分の心の中に、ただそれに気がつくところにあるのだということを知ってしまった人たちが、1%存在するのです。すべてのことはあたりまえではないのです。
すべてのことはすばらしくありがたいことなのだ、と気がついたら、そこには山ほど幸せが転がっています。どれほど数えても数え切れないほど幸せが転がっています。
これが宇宙の仕組みとしての幸せ論。
幸せというのは足りないものを挙げ連ねて、それを手に入れるものというふうに思っていてもかまわないのですが、もう一つの、すでに自分がいただいているものに気がつき、それに幸せを感じ感謝をすること。
そこに、膨大なる幸せと膨大なる感謝の世界が広がっています。(p284-285)
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ほんとにありがたいお言葉ですわ。
今ではけいじの腰は無理さえしなければ普通の生活ができるようになりました。
これもありがたい(有り難い)ことです。
感謝感謝です。
自分を極めるの結論は、「すでに自分がいただいているものに気がつき、それに幸せを感じ感謝をすることとなります。
そこで来年は自分史を巡る感謝の旅にチャレンジしてみますかな。

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