2018年6月29日金曜日

洗濯機の槽洗浄、3~4か月ごとにやったほうがいい、反省でーす

ようやく今年も高湿度の時期がやってきました。
今年も除湿機・エアコンを駆使して湿度コントロール・管理に気を配っています。
そんな折、洗濯・脱水槽の上部に黒ずみ(黒カビ⁉)を発見する事態が発生しました。
2018年6月6日(水)のブログで洗濯槽の洗浄をしたと話していたとこでした。
それなのに、洗濯・脱水槽の上部が黒ずんでいることに、今になって気がついたのでした。
しばらくそのまま使っていましたが、やはり気になるので、洗剤を使ってみがいてみました。(20180627水)
それでも満足いくようには汚れがなかなかキレイに取れてはくれません。
水をかけて洗い流し、よくのぞいてみると上部の穴に黒ずんだ糸くずのようなものが引っかかっているのが散見されました。
そこで、今度は、衣類用塩素系漂白剤(ハイター)500mLを入れて11時間・乾燥30分コースをやってみました。
終了後をのぞいてみると、底にはいくらかの灰色の糸くずのようなものが散乱していました。
もしやと、糸くずフィルターを取り外して見ると、やはり糸くずも溜まっていました。
糸くずフィルターは、数日前に網目が少し黒ずんできたので漂白剤につけて、掃除したとこでした。
が、これまた満足いくようにはキレイになってくれませんでした。
そこで、糸くずフィルターの黒ずみがとれるかもしれないなと思って、今回は嵌めて様子を見ることにしたのでした。
この経験から糸くずフィルターは外してやった方がよさそうです。
それから、先のブログでけいじ家は自動おそうじを継続使用しているので、年2回でOK⁉
洗濯物に気になるカスが付着しだしたら、「槽洗浄・槽乾燥コース」の実施とすればよいというように話していました。
しかし、自動おそうじを継続使用していても、取扱説明書に忠実に、3~4か月ごとに衣類用塩素系漂白剤(けいじはこれを使用)を使って3時間コースの槽洗浄をしたほうがよさそうです。
これまた反省ですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月24日日曜日

吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』、「ありがたい」という言葉の詳説が、それに該当するけいじのブログをピックアップ

昨日(20180623土)、図書館に返却する本があったのですが、行けなかったので今朝(20180624日)ほど歩いてブックポストに投函してきました。
①『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎、マガジンハウス)
②『妻に捧げた1778話 』(眉村 卓、新潮新書)
返却日までに2冊は読了できなさそうなので、②を犠牲にして①に専念、どうにかギリギリで読み終えることができました。
やはり評判どおりに、素晴らしい本でしたですわ。
家族にも、ぜひ読んでほしいものです。
その本の「おじさんのNOTE」に「ありがたい」という言葉について掘り下げて説明している一文がありました。
その項目から、該当個所をまたピックアップしてみます。
【人間であるからには―貧乏ということについて―】(p145-p146)
◆ただ、いまの君にしっかりとわかっていてもらいたいと思うことは、このような世の中で、君のようになんの妨げもなく勉強ができ、自分の才能を思うままに延ばしてゆけるということが、どんなにありがたいことか、ということだ。
◆コペル君!「ありがたい」という言葉によく気をつけてみたまえ。この言葉は、「感謝すべきことだ」とか、「お礼をいうだけの値打ちがある」とかという意味で使われているね。しかし、この言葉のもとの意味は、「そうあることがむずかしい」という意味だ。「めったにあることじゃあない」という意味だ。
◆自分の受けている仕合せが、めったにあることじゃあないと思えばこそ、われわれは、それに感謝する気持ちになる。それで、「ありがたい」という言葉が、「感謝すべきことだ」という意味になり、「ありがとう」といえば、お礼の心持ちをあらわすことになったんだ。
◆ところで、広い世の中を見渡して、その上で現在の君をふりかえって見たら、君の現在は、本当に言葉どおリ「ありがたい」ことではないだろうか。
そういえば、今のけいじのブログでは最後を「有り難いことです。ありがとうございます。」という言葉で閉めるようにしています。
そのきっかけは何だったのかなと、ブログ内を検索してみました。
すると主なものとしては次のようなブログが上がってきました。
【2015年11月8日(日) 『鮫島純子さん小林正観さんの言葉のシンクロ、これも読書の功徳ですか』】
【2015年2月14日(土)『感謝の「ありがとう」、奥深い素敵な言葉なのですね』】
【2013年8月22日(木)『金属にも魂、モノに話しかける』
ブログの最後に「有り難いことです。ありがとうございます。」と入れているので、この言葉では検索しづらくなってしまっていることに今更ながら、気づきました。
将来、検索することを考えると、何か検討の余地がありそうですわ。
また、気付きをいただきました。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

【息子一家が「嵐の来訪」】という朝刊記事、すると津田沼大好きりくちゃんがやってくる、シンクロニシティ!?

22日(金)の夕方、りくちゃんが急に津田沼に行きたいとカミさんにLINEして、娘とこっちゃんとともにやってきました。(20180622金)
車中のカミさんから、これから「来るんだってさー」とLINEが入ったのは、夕方の6時半でした。
カミさんは7時過ぎ、りくちゃんたちは夜の8時頃に到着しそうなので、神棚、仏壇のお勤めをして先にビールでもいただいてますわ、と返信していました。
けいじは夜の運転は安全のためしないことにしています。
タクシーで来るようにカミさんが伝えたようです。
その日の朝、カミさんに読売新聞[ぷらざ]の記事【息子一家が「嵐の来訪」(群馬県安中市・柏貴江 64)】を見せていました。
偶然にも、「朝の新聞の記事みたいだねー」とカミさんからLINEが入っていました。
文章の歯切れよさと妙味が損なわれないように今回は全文引用します。
◆我が家には、突然嵐がやってくる。それは、私たち夫婦が夕食後にくつろいでいる時、玄関のチャイムの連打から始まる。
◆玄関の扉を開けると、近所に住む息子の一家が登場。6歳と2歳の孫娘たちは、廊下を猛ダッシュして、部屋に入るやいなや、おもちゃ箱をひっくり返し、片っ端から取り出したり、放り投げたりして遊び始める。
◆その間、孫たちの相手をするのは、専ら私たち夫婦。息子とお嫁さんは大抵、ゆっくりとくつろいでいる。そんなふうにして1~2時間も遊んだ後、サーッと皆で帰って行くのだ。
◆お嫁さんによると、息子は仕事が休みの日の夜、娘たちの遊び相手に疲れると、この我が家への突撃作戦をスタートするようだ。息子いわく、「親孝行の一環」だそう。
◆そして嵐が去ると、最近めっきり会話の少なくなった私たち夫婦の時間が戻ってくる。
◆確かに、孫たちはかわいいし、良い刺激になっているのかもしれない。ただ、できれば連日の突撃は控えてほしいものだ。
我が家では、こんなにえげつないことはありませんので、カミさんとは家に寄りつかないよりはいいでしょう、と話しています。
それに、りくちゃんが津田沼大好きで来たがるのですからね。
けいじは腰に自信がもてないので孫たちが来てくれてもお遊びはできません。
そんなじいじを見かねてか、こっちゃんが時々、ベッドに来てはかまってくれましたですわ。
我が家では、専らカミさんがみんなのお相手をしてくれています。
婿殿が一緒じゃないので、上述の夫婦のように娘は寛げていないように思います。
婿殿は翌日の夜(昨夜)、レンタカーで孫たちを迎えに来てくれました。(20180623土)
これは助かりますですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月21日木曜日

アイリスオーヤマの成長の原動力、布団乾燥機カラリエFK-C2を試す、これはいいね

2018年5月15日(火)の読売新聞[LEADERS]に次の記事がありました。
『「あればいいな」を徹底追求…アイリスオーヤマ社長 大山健太郎氏 72』
アイリスオーヤマがプラスチック素材を扱う町工場から家電製品を開発する企業にまで成長して生き残ってきた秘訣が述べられていました。
その一部を拾ってみます。
◆会社の形態が次々に変わってきました。新しい市場を開拓することで成長を続けてきたのです。私は「需要創造型企業」と称しています。
◆「こんな機能があれば便利なのに」「これができれば仕事が楽になる」といった、日常の生活の中で出てくる要望や疑問に応える商品の開発を徹底するのです。
◆「値ごろ感」です。「安い」という意味だけではない。消費者が「いい商品がこんな値段で」と驚くことが大切です。その水準は経験と直感から導き出す。それにしても値ごろ感を理解しない経営者が多い。不必要に低価格競争に突っ込んだり、「高くていいもの」を追求したりする。消費者の多くはそんなことを望んでない。
◆値ごろ価格が決まれば次は「引き算経営」の出番です。その価格の実現のため、製造原価をどう抑えるか。それが経営者の腕です。多くの会社はコストを計算し、利益を乗せて価格を決める「足し算経営」。それでは負ける。
◆これからはネット通販が主流になるでしょう。ネットは「ロングテール」が特徴で、品ぞろえが生命線になる。その点、2万を超す商品を持ち、「メーカー」であるうちは有利です。また「ベンダー」(卸し)でもあるので、全国に物流拠点がある。ますます「商品本位」の時代が来る。
これについては、娘や婿たちに起業家精神を持ってほしいので、家族にLINEで知らせました。
そんな中に、布団乾燥機の個所がありました。
●温風を出す袋を広げ、掛け布団と敷布団の間に入れる作業は手間がかかる。高齢者には意外に重労働です。だから大きな温風の袋をノズルに変えた。布団の間に差し込むだけ。簡単便利がウケて、口コミで人気が広がりました。
この記事に刺激を受けて、アイリスオーヤマの布団乾燥機を調べてみました。
すると、かなりコンパクトで靴乾燥もできるというカラリエFK-C2に的を絞り価格をウォッチしていました。
Q0010で少し安く(その時点では7,880円)なっていたので、即購入しました。
その記録は5月29日(火)のブログで採りあげた家計簿アプリZaimのネットショップにあらわれていました。
商品は5月29日(火)に到着していましたが、今まで使わずにすんでいました。
ようやく本格的な梅雨模様になってきましたので、ついに、昨日使ってみました。
いやはや、操作が簡単です。
それにコンパクト(幅160×奥行140×高さ360mm)で軽い(1.8kg)です。
ダブルの羽毛掛け布団をまだ使っているので、ここのところ朝方に汗ばんでいることがあります。
羽毛掛け布団とベッドシーツの間に挿入して、乾燥モードを夏80分で試してみました。
排気口をふさがないようにして、掛け布団とシーツの間に空間を作るため小さな小包の空箱を2個立てて入れました。
しばらくしてから見に行ってみると、掛け布団の下は全面が温かくなっていましたわ。
掛け布団の汗ばんだ臭いも少しおさまるようです。
お気に召したので、今日も布団乾燥機をかけていました。
これはいい買い物をしましたわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月18日月曜日

「がっちりマンデー‼」、自転車ビジネス2018、驚きのペダル「フリーパワー」

昨日、「がっちりマンデー‼」を見ているとスゴイ自転車が出てきました。(20180617日)
【大発明!電気を使わずに坂道スイスイ!謎のペダルとは?】
森永卓郎さんが、ふつうの自転車なのに電動アシスト自転車のごとく坂道をスイスイと上っていくのです。
これには驚きましたね。
秘密はギアに内蔵されたシリコンにあるというのです。
商品名は「フリーパワー」といって、ペダルが上下になったときのデッドゾーン(ペダルが上下にくると力が加わらない)をシリコンの復原力を使って動力に変えてしまうというものです。
シリコンの影響で漕ぎ出すときも軽くて膝にも優しいようなのです。
自転車を漕ぎ出すときがキツイと感じた社会保険労務士の浜本さんが独学で開発して試作品まで作り、展示会場で意気投合したサイクルオリンピックが商品化に漕ぎつけたのだとか。
そのストーリーの詳細は次にアクセスを。
【[がっちりマンデー] 儲かる!自転車ビジネス2018(2)】
さっそく、その商品について家族にグループLINEで知らせましたわ。
すると、良さそうね、と長女から反応がありました。
けいじも2018年5月9日(水)のブログで将来は電動自転車の世話になるかと考えていたところでした。
それを、こちらに変更しますかな。
しかし、漕ぎ出しが軽くて膝に優しそうですから、もっと前倒しにしてもよさそうですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月17日日曜日

船橋全生整体院、野口整体を踏襲!?、3女とカミさんが施術を受ける

野口晴哉先生の整体についてはブログで何回も採りあげてきました。
野口整体を踏襲しているらしき整体が船橋に見つかりました。
それは「船橋全生整体院」といいます。
さっそく、LINEで家族に、特に整体好きの2女に勧めてみました。(20180513日)
すると3女から「行ってみたいですな」と反応がありました。(20180514月)
けいじは5月31日(木)に成田国際空港まで、孫娘一家を迎えに行っていました。
そこから家に向かう車中で3女はけいじのスマホを使って整体院に予約を入れていました。
予約は6月1日(金)の夕刻になったようでした。
その日は打ち合わせが入っていたようで、そのあとに整体院に行ったもようです。
娘は最近、腰が痛いと行ってました。
整体院では頭の使いすぎとストレスから体が固くなっているようなことを言われたようです。
いろいろな指摘がズバリと当たっていたようです。
体つきからも、子どものときからから今までのことを言い当てられたようです。
まるで占いのようだと感想をもらしていました。
カミさんは占いという言葉を聞いたとたんに自分も行ってみたいと言ってましたわ。
そのあと、すぐ予約を入れていました。
カミさんは、6月15日(金)の夕刻を予約していたようです。
その日の朝は仕事に出て、昼は船橋で昔のペット仲間とランチして、そのあと整体院に行ったようです。
整体が終わると、カミさんから「整体終わって買い物して今から電車乗るわ。今日はお風呂入っちゃダメなんだって。ビールもダメだって😥」とLINEが入ってきました。
帰るなり、他の整体と違ってぜんぜん力なんて入れないよ。
ソフトにタッチするだけだと言ってました。
それなのに、最近の体調について報告するとき、書き忘れていたことを指摘されたりして、驚いたようでしたわ。
3女のときのように、占いにあたるような指摘はなかったようです。
今までかかった整体とは異なっていて、あまりにもソフトに体にタッチするものだから、急激によくなったような感じがしないようなのです。
それなのに、なんかじわっと効果があらわれてくるように感じているようでもありました。
結局、カミさんはなんかよさそうに感じて次の予約もしてきたと言っていました。
3女とカミさんの話を聞く限りでは、野口整体を本格的に踏襲しようとしているように思われます。
それはホームページなどにもよくあらわれています。
これで家族が医療機関に係わらずに健康になってくれるのであれば、こんなに有り難いことはないですわ。
ありがとうございます。

2018年6月16日土曜日

ヤバイぞ日本、権力あるxxxが主導する国、処方箋は吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』に⁉

2018年6月14日(木)のブログでは、宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)から澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』(ザメディアジョン)にたすき渡しをしていました。
今度は澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』から偶然にも吉野源三郎さんの本『君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)にたすきを渡すことになりました。
『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』を読んでいると、日本がヤバイと思う個所に遭遇しました。
最近、バイキングが闇の権力構図なるものをよく取り上げてくれています。
それに相通ずるようなものを感じています。
先ずはそれに該当するフレーズを拾ってみたいと思います。
【大手メーカー主導で動く住宅業界】(p84-p87)
◆ここまでご紹介してきたように、"国が認めた"資材や工法は、それが住まい手にとって本当に良いとは言えません。むしろ、不利益なほうが多いと言えます。それでも国が認め続けるのは、住宅業界、いや日本という国が、権力ある大手メーカー主導の構図になっているからです。
◆その証拠に、家を実際に建てるハウスメーカーだけでなく、その材料を供給する資材メーカーである大手企業には、必ずと言っていいほど国土交通省等の官僚の天下りが数多く在籍しています。しかも、その多くは役員待遇です。退職後に、自分がお世話になる企業です。国がメーカー主導としても何ら不思議ではありません。これは住宅業界に限らず、どの業界でも当たり前の構図なのです。
◆例えば、医療の世界もそうです。数年前に副作用のない抗がん剤が発売され、私の知合いのお医者様の多くは、「これで、患者さんのがん治療の負担が減る。メスを握らなくても良い」と、飛び上がらんばかりに大絶賛しておられました。しかし、いつのまにか理由も示されないままなぜか発売中止となってしまったのです。私の尊敬するドクターはその発表を受けたことで、3日間も寝込んだそうです。
◆私は、この謎を多くの医療関係者にお聞きしてみたのですが、「その薬があると、いとも簡単に癌が治ってしまうから外科医、抗がん剤、レーザー治療機械等の多くが必要なくなってしまい、それで困る人がたくさん出るから。厚労省の天下りとかが、国に何とかしてもらっているんじゃないの?」との答えをいただきました。それを聞いた私は、大納得でした。なぜなら住宅業界にも似たようなことが多数あるからです。
◆特効薬ができて病気がすぐに治ってしまうと都合が悪いのと同様に、住宅業界も、早く壊れる家を建てるために大企業が役人をうまく利用してあの手この手を使っているのです。住まい手からすればとんでもない話ですが、これが業界の事実なのです。
これが、本当だとすると、いやはや、日本は大丈夫なのでしょうか、と思ってしまいます。
今読んでいる吉野源三郎さんの本『君たちはどう生きるか』の「おじさんのNOTE」に人間としての処方箋が書いてありました。
あまりにもすばらしい言葉なので紹介してみたいと思います。
それでは、核心部分をピックアップしてみます。
【真実の経験について】(p56-p65)
●だから、こういうことについてまず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもゴマ化してはいけない。そうして、どういう場合に、どういう事について、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。そうすると、ある時、ある所で、君がある感動を受けたという、くりかえすことのないただ一度の経験の中に、その時だけにとどまらない意味のあることがわかってくる。それが、本当の君の思想というものだ。
●これは、むずかしい言葉でいいかえると、常に自分の体験から出発して正直に考えてゆけ、ということなんだが、このことは、コペル君!本当に大切なことなんだよ。ここにゴマ化しがあったら、どんなに偉そうなことを考えたり、言ったりしても、みんな嘘になってしまうんだ。
●もしも君が、学校でこう教えられ、世間でもそれが立派なこととして通っているからといって、ただそれだけで、いわれたとおりに行動し、教えられたとおりに生きてゆこうとするならば、――コペル君、いいか、――それじゃあ、君はいつまでたっても一人前の人間になれないんだ。子供のうちはそれでいい。しかし、もう君の年になると、それだけじゃあダメなんだ。肝心なことは、世間の目よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。そうして、心底から、立派な人間になりたいという気持ちを起こすことだ。いいことをいいことだとし、悪いことを悪いことだとし、一つ一つ判断をしてゆくときにも、また、君がいいと判断したことをやってゆくときにも、いつでも、君の胸からわき出てくるいきいきとした感情に貫かれていなくてはいけない。
●今日書いたことは、君には、少しむずかしいかもしれない。しかし、簡単にいってしまえば、いろいろな経験を積みながら、いつでも自分の本心の声を聞こうと努めなさい、ということなんだ。
いやあ、いい言葉ですね。
けいじが常々心がけている「自分の本心の声を聞く」という言葉も入っています。
これはまさにセレンディピティですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月14日木曜日

宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』、娘のアトピー性皮膚炎、澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』からも取り上げる

先のブログに続いて、宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)からお送りします。
今回はアトピー性皮膚炎を採りあげてみることにしました。
我が家では、長女がアトピーでひどかったように思いますから。
毎朝の水汲みに精を出したのも、オーサワジャパンの自然食に凝り出したのも、それが一因だったように思います。
それでは、また、けいじが、さもあらんと思う言葉をピックアップしてみます。
【アトピー性皮膚炎】(p154-p157)
◆皮膚というのは、汗を排泄する重要な器官なのですが、皮膚の下には当然色々な体液が流れています。その体液の流れが悪くなると、皮膚がかゆくなったりしてきますので、そこを掻いて流れを促します。普通はその程度で済みます。しかし、体液の流れがさらに悪くなると滞った体液を排泄するために皮膚が破れてそこから出てきてしまうことがあります。ジクジクしたり、非常に痒くて血が出るまで掻きむしってしまうのは、体液の停滞を取るためなのです。
◆その、体液の流れの中心は、椎10、11番にあります。ここが腎臓であるということは前に述べましたが、副腎皮質ホルモンを出す副腎は、腎臓の上に付いています。ステロイドは、副腎皮質ホルモンだということは皆さんご存じのはずです。つまり、アトピーの人は自身の副腎の働きが悪いとも言えるのです。
◆アトピー性皮膚炎の人の体をみると、ほとんどが胸椎10、11番の左右の側線が硬直しています。これはどういうことかと言うと、腸骨筋と大腰筋のある骨盤と、前鋸筋(50ページ参照)のある肩胛骨、および、肋骨が、全体的に硬直していることを意味しています。つまり、肋骨と骨盤が硬直しているのです。ここに体の流れの滞りの本当の原因があります。
◆また、過去に何人かのひどいアトピー性皮膚炎に悩まされている人をみましが、その誰もが、ストレスがあるとアトピーが酷くなると言います。これは、精神的なものが体に作用することの証明にもなりますが、その、精神的な緊張が顕著に表れる場所が、頸椎7番と胸椎1番なのです。ここは肋骨を支えている骨ですので、肋骨が硬直すれば、当然、ここも硬直します。つまり、前鋸筋や腸骨筋・大腰筋というのは、精神的な緊張で変化するものであるということが言えると思います。
◆子供の頃に皮膚に出ても、この子はアトピーであるという判断は止めましょう。成長過程で変化するものが大半です。子供の時にステロイドを塗るからいつまで経っても良くならないのだと私は思います。子供にアトピーが出たら、親は、まず何がこの子供のストレスになっているのか、精神的な問題を考えましょう。薬は根本の解決方法にはならないのですから。
◆大人になってからは、まずは骨盤から直すのが早道でしょう。子宮筋腫の体操と同じように、左右開脚体操が一番の改善の近道だと思います。また、胸椎1番と頸椎7番が硬直すると、汗が出なくなります。何か運動をして汗をかける体になれば硬直もとれて、アトピーのように皮膚に何かが出ることは、さらに少なくなると私は思います。
これを読んでいて、子供のアトピーはストレスがかなり影響しているようです。
振り返ってみると、長女が生まれてからの転勤による次のような社宅移転が子供たちにストレスを与えていたのかもしれません。
坂出(宇多津)→東京(大井→練馬・豊島園)→長崎→シンガポール[長女が高校生]
我が娘たちは、移転のたびに新しい環境に馴染むのに、子供なりにかなりのストレスを経験していたことでしょう。
さらに、今から考えると、坂出(宇多津)では新築借り上げマンション、練馬・豊島園では新築社宅、シンガポールではリノベーションほやほやのコンドミニアムと新しい住まいの影響もあったのかもしれません。
その後も、蘇我での新築社宅、それからは今の新築マンションと新築が続いていましたから、ストレスとあいまって、けいじにも皮膚病が発症したのかもしれません。
カミさんも最近では風呂上りにしきりに体をかいています。
仕事のストレスが影響しているのかもしれませんね。
それを示唆するような内容が澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』(ザメディアジョン)に出てきました。
この本についは、2018年2月25日(日)のブログで話していました。
本が自分の所有となると、いつでも読めるという気になり、なかなか読み進めないでいました。
これではいかんと、最近少しずつでもと読み始めていたのでした。
すると、次の言葉に出会ったのです。
【家族の身体をむしばむ家】(p69-p72)
●当時の私が経営する工務店は、私のマイホームのような工業化製品の家を主軸にしながらも、年に10棟ほどログハウスの建築にも携わっていました。ログハウスといえば工業化製品をほぼ使用しない究極の自然素材住宅です。
●こうした全く異なるタイプの家を建てていたことも、私に数多くのことを教えてくれたのです。特に健康面については、まさに対極であり、中でも免疫の少ないお子さんたちには如実な違いが現れました。
●工業化製品の家に入居されたお子さんは、アトピーや喘息になる確率が高く、しかも症状が悪化してしまいました。一方、ログハウスに入居されたお子さんは、病気にならないばかりか、重度のアトピーでも半年ほどで改善されたのです。こうした両極端な現実を、私は目の当たりにしたのです。
【工業化製品の家が病を招く】(p195-p199)
●私が思うに、ログハウスには体に優しい自然素材がたくさん使用されていることから、人間本来の自然治癒力が損なわれず、病気になれば自身の体の免疫で治癒することができるのです。そして反対に、工業化製品の家に住めば、建材などから放出される悪いエネルギーが人体を攻撃し、自然治癒力が損なわれることから、病気を改善するカもなくなってしまうのです。
新しい住まいが、アトピーを促進していたのかもしれなかったのですわ。
やはり、自分の健康は自分で研究して自分で作り上げていくべきものなのだなと、納得してきましたですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月13日水曜日

宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』、けいじの【椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、座骨神経痛】、野口晴哉先生の本『整体入門』からも取り上げる

先のブログに続いて、宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)からお送りします。
今回は、けいじにとって特に関心のあるテーマ、腰痛について採りあげてみたいと思います。
それでは、けいじがなるほどと思ったフレーズをピックアップしてみます。
【椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、座骨神経痛】(p164-p166)
◆「椎間板ヘルニア」とか、「脊椎管狭窄症」という呼び名はよく聞きます。これらは、背骨の椎間板という軟骨が飛び出している、または、脊椎の椎骨と椎骨の聞が狭くなっているという意味です。
◆西洋医学はそれをそのまま原因としていますが、それでは、なぜ、椎間板が飛び出したり、椎骨間が狭くなってしまうのでしょうか。その理由こそ本質的原因のはずですが、そのことには医者は言及しません。老化の一言でかたづけてしまいます。
◆また、ヘルニアや狭窄症の手術をして良くなったという話は、私はあまり聞いたことがありません。
◆つまり何が言いたいのかといいますと、部分的に壊れたのでしたら、それは部分的に修復すれば元に戻るはずですが、部分的に背骨をくっつけたり削ったりして神経の通り道を作っても、痛みは再発するし、結局、酷くなる人が多いというのは、やはり、局所が問題ではないからではないか、ということです。
◆背骨は万病の元……ではなく、背骨は肩胛骨と骨盤をつないでいる支柱ですから、背骨のゆがみのところで前述しましたように、背骨は脚の伸びや肩胛骨の可動性を付けることによって、いくらでも柔軟性を取り戻し弾力が出るものです。
◆つまり、脊椎が狭窄したり椎間板がつぶれたりするのは、脚の伸びがなくなり腰が下がり、肩胛骨が外に開いている体型になっているからなのです。
◆その体型を残したまま、腰を部分的に手術したところで、また、負荷は背骨・腰骨にかかってきます。だから、外科的なものでは良くならないのです。
◆椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症の人も、側腹が硬直して非常に狭いというのが特徴です。そして、やはり、そういう人は、股関節の内股が非常に硬く左右開脚が苦手です。また、肩胛骨が外に開いていますので、前鋸筋が使えなくなっています。
◆後ろ手組の体操を普段から行なっていれば、胸郭の弾力で、なんとか脊柱は狭窄しないですみますので、後ろ手組の体操は欠かせません。
◆同様に、座骨神経痛というのも、本当は胸郭の硬直を伴って痛みが出てくるものだと考えられますので、座骨神経痛の方にも後ろ手組の体操は効果的です。
ここで、野口晴哉先生の本『整体入門』(ちくま文庫)からも腰にかかわる個所をピックアップしてみたいと思います。
【腰は体の要(かなめ)】(p188-p189)
●椎骨と椎骨の間にパッキングのような軟らかい組織があって、屈伸に応じて調節しているのですが、これが硬くなったり傷がついたりすると、椎間板ヘルニアを起こすのだそうです。分離症は骨が壊れるのだそうで、そのため、いろいろと難しい治療法が行なわれているのだそうですが、私は相手に腹に息を吸い込ませてそれと押しあって、相手の息が吸いから吐きに移る瞬間に急に手を放す、それだけで歩けるようになります。
●自分でも、息の吸い込み方、吐き方を工夫すればできます。だから、腹に力が集まらない人々が腰を壊すのだと思っております。頭の使いすぎ、肝臓の使いすぎ、頭の中の間抜け状態がその理由でしょう。
●私は四十何年前から、背骨のことに興味をもって見てまいりました。腰椎三番の狂っている人は立てません。寝返りもむずかしい。見ていると腰は体の要(かなめ)だナと思います。
●手もうまく動かない、顔を動かしても痛んでしようがない、といっている人もおりました。みな、前頭が弛緩し、腹に力がない、しかし、腹に力が入リ放しで抜けない人もおりました。七、八種体癖素質の人ですが、九種、一種体癖素質の人もそうとう多くおりました。しかし息をつめさせて放せば、動けるようになるのですから簡単です。だから、腹に息を吸い込むことを工夫すれば、壊れないでしょう。
【痛む人、動けない人】(p189-p190)
●水道配管工の腰の壊れは、ほとんどが腰椎五番です。サラリーマン生活をしている人は、腰椎一番です。腰椎一番の場合は腰がいつも痛い、ことに朝目覚めると痛い。巡査や、その他の立姿で暮らす人の腰の痛みは、腰椎一番です。ここの壊れる人は足の第一蹠骨(しょこつ、第一指の根本部分)が発達していない、ここへ力を集めるようにすれば予防もできる。
●腰椎五番が狂うと、立ったり坐ったりすることがむずかしい。ことにお辞儀するのが辛い。古くなると足の方へ痛みがひびく。故障はいろいろありますが、息の押し合いでどれもよくなるが、予防方法はその壊れ方の癖でいろいろある。へっぴリ腰で引張ったり、立ちつづけ、考えつづけで腰の痛むのは、足の親指の運動。呼吸と動作が合わないか、腹の筋が硬くなっているのは、上体を捻(ねじ)ると痛まないで動作できる位置があります。
●これには減食、活元運動がよい。動けない場合は、腹へ力を入れ抜きすることを素早く何回か繰り返す。これを時々やる。
●悪いうちは、右が痛いか、左が痛いか自分で判らない。真中が痛いなどというのは判らないのに答えている人です。左のこの部分がこのように痛い、と説明できる人はすぐ動けるようになる人です。ここか、ここかときくたびに痛んだ場所の違う人は、動けるようになっても痛む、もう一度やらなくてはいけない。たいていは二、三回でよくなりますが、頸椎が狂って腰の痛んだ人は、仙椎部をショックしないといけない。むずかしいがこれを行なうと頸椎のヘルニアがよくなってしまうのが多い。ムチウチ症の時など、首をいじるより治りが早い。
というわけで、背骨に係わるところは同じようですが、少し両者の対処方法に違いがあるように思います。
背骨などについて馴染みのない名称がでてきますから、けっこうとっつきにくいし理解しづらいものがあります。
それでも、けいじにとっては、今の医学より、こちらの方を信じる気になります。
理由はわかりませんが、本能的にそのように感じるから不思議です。
これらを少しづつ、ひも解いて腰痛の再発を防ぎたいものですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月11日月曜日

宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』、整体からみた慢性高血圧症、腎機能低下による体の歪みから⁉

今日も宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)から続きをお送りします。
個別の症状については、けいじが特に関心をもっている項目だけに限定して見ていきたいと思います。
先ずは、カミさんも経験したことのある高血圧について採りあげてみます。
けいじがこれだと思う文言をピックアップしていきます。
【慢性高血圧症】(p158-p163)
◆医者は、血圧を数字化させて平均値の線引きをしていますが、収縮期血圧が140ミリメートルHGあると高血圧というのは、どういった根拠なのでしょうか。体を酷使すれば、当然、血圧は上がります。一日中、檻の中の動物のように管理された環境で生活などをしているわけもなく、人は生活の中で色々とストレスを感じながら、一生懸命生きているわけですから、血圧が一定しているはずもありません。
◆それにもかかわらず、医者は線引きするのです。そして、降圧剤を出します。一度服用したら一生飲むように強要します。出された本人は、医者が言うのだからと従うでしょう。しかし、死ぬ前の日まで薬を飲み続ける生活で本当にいいのでしょうか。
◆血圧は、体を平常に保つために、体が自分でコントロールしているのです。上げたり下げたりしてコントロールしているのを、薬によって恒常的に下げられたら、そういった感覚機能はいつの間にか衰えてしまうでしょう。
◆私の整体の臨床経験では、降圧剤を長期間飲んでいると、
1.体中の筋肉が痛くなる(次第に腎機能障害を起こす)
2.脚が痛くて歩けなくなる(筋肉の収縮に影響する可能性がある)
以上の訴えが多く聞かれます。
◆腎機能の低下と高血圧との因果関係は、西洋医学の世界でも述べられていますが、整体学的に側腹が硬直すると、体の反りの動きがなくなってきます。それに伴って、側面の伸びがなくなつてきて、背骨全体が硬くなってきます。そうなると血管自体の伸びもなくなってゆきます。
◆血圧が高くても血管の伸びの柔軟性があれば問題ありませんが、背骨全体が硬直すると血管自体が硬くなってゆきます。特に胸郭を硬くさせ、首の付け根の、胸椎1番・頸椎7番という脳の中枢に関する場所が硬直してゆきます。そういった連動性で、高血圧の人は脳卒中になりやすいのです。
◆現代人は、食べ過ぎ飲み過ぎで側腹が硬直することが圧倒的に多いと思います。
カミさんも、いっとき、検診で血圧が引っかかり医者に降圧剤を出されて、それからは定期的に検診を受けて降圧剤を飲み続けていました。
今は、そのような薬を飲み続ける生活から解放されています。
あるとき、次の本を読むように薦めてみたのでした。
幸いなことに、通勤途上の電車の中で読んでくれたようです。
『医者に殺されない47の心得』(近藤 誠、アスコム)
『蘇活力』(南 和友、アチーブメント出版)
その影響があったのでしょうか、ある日、突然医者通いを自主的に止めていました。
止めてもその後、何も問題ないので、今までの通院と降圧剤はなんだったんだろう、と感じているようでした。
今は下の数値が標準より少しは高いようですが、なんら体調に影響はなく、かえって以前より調子がいいようすです。
昔のけいじは自分の考え方を色々とカミさんに強要するようなことをして、よく反感をかっていました。
その経験から、今では無理に薦めるようなことはしなくなりました。
その代わり、けいじの考え方に沿った本などを薦めて自分で判断してくれるようになってくれればいいかなという心境になっています。
最近では、少しはけいじの考え方を理解してくれたのかなと思っていると、あい変らず、けいじの具合が悪くなると、すぐ医者に診てもらいなさい、と言ってくれますわ。
けいじは、退職してからはガン検診などは受けていませんが、カミさんは明日受診するようです。
薬や医者に依存してきた人の考えを変えるのは、なかなか至難の業のようです。
カミさんはマッサージや整体が好きなので、しっかりした整体を今勧めているところです。
そのようなことを通じて、少しでも、けいじの考えがカミさんや家族に浸透してくれればいいかなと思っているところです。
それには、まずけいじが健康になって見本を示さなければならないですかな。
と、またもや気付きを与えられています。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

2018年6月9日土曜日

宮川眞人さんの『ゆがみを直す 整体学』、整体には究極の秘密が⁉、古武術の見直し

2018年6月8日(金)のブログで『ゆがみを直す 整体学』(宮川眞人、彩図社)という本から、薬に関係する個所について、けいじがふだん思っているところをピックアップして紹介していました。
今回は、個別の症状についての解説については別途紹介することにして、本の全体を俯瞰して見た場合の宮川さんの整体学なる考え方について迫ってみたいと思います。
先ずは、けいじが感じ入った文言をピックアップしてみます。
◆世の中の病気の全ては、体の捻れの固定化と関係しています。また、痛みは腎臓の問題(胸椎10、11)を抱えています。(p122)
◆体のゆがみは猫背や0脚などの骨格系の問題から、アトピーや脳卒中など一見ゆがみとは関係のなさそうな症状まで、様々な病気の原因となります。(p140)
◆体の歪みと病症の関係性を整体学的に述べてみましたが、心と体は一体化しているという意味で、ストレスが体に入り込んで体を歪めるパターンが、いかに人は多いかということがお分かりいただけたのではないかと思います。本当の健康とは、自分の本当の心と体を知り、自分の心と体に合致した世界を作り上げていくことだと思います。与えられたそのままの健康などはありはしません、健康とは自分で作り上げてゆくものだと私は常々思います。(p187)
◆整体学的な知識、つまり、この本で書いたような「何故、体は歪むのか」という知識を知っていたら、そこまで、大きな手術は必要ではなかったかもしれないとも思うのです。人の人生は、大変なものです。皆それぞれ生きてゆくことは大変なことだと思います。表面的なもので人をみるのではなく、その後ろにある、その人の人生を感じることができたら、この世の中から人のいざこざもなくなるでしょう。また、人を人として感じることをすれば、病気を単なる病気とみなしている西洋医学の方向性も変わるのではないかと少なからず思うのです。(p189)
これが宮川さんのいう整体学なのだと思います。
本を読んでみて、やはり血がかよっているから、じっくり腰をすえて読んでみる気にもなり、また延長までかけて最後まで読み終えたのだと思います。
整体の本としては野口整体がすごいと思っていたのですが、宮川整体もなかなかのものだと思いましたわ。
これを機に、これからは体の使い方、動かし方などをもっともっと研究したいと思いました。
特に最近テレビで見かける松村 卓さんの骨ストレッチには目を見張るものがあります。
さらに、日本古来の古武術による体の動かし方にも何かヒントが隠されているようにも思います。
これからは、この方面でいろいろと勉強をしていきたいと思いますわ。
さすれば、腰痛の対処法しかり、その他全ての問題についても解決の糸口がつかめそうな気がします。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

2018年6月8日金曜日

宮川眞人さんの『ゆがみを直す 整体学』、医者や薬に頼らないけいじのライフスタイルを後押ししてくれる、薬を飲んだ体は自然ではない⁉

今朝、本を返しに図書館まで歩いて行ってきました。(20180608金)
返却が6月7日(木)だったので、朝の6時半にブックポストに投函することに。
本は2018年5月20日(日)のブログで触れた『ゆがみを直す 整体学』(宮川眞人、彩図社)です。
この本はじっくりと時間をかけて噛みしめながら読んでいたので期限内に読み終えることができませんでした。
幸い次の予約が入っていなかったので、延長をしていました。
野口整体と同様、けいじ好みの本でしたわ。
けいじの体験として、感じている薬について、整体的な見地からのことばを拾ってみたいと思います。
それでは、次の各項目からけいじが感じ入ったことばを抜粋してみます。
【薬が歪みの原因となる?】(p22-24)
◆薬は人の体を治すものなのでしょうか。私は「NO」だと思います。なぜかというと、整体の現場で人の体をみていると、薬を飲んでいる人の体はおかしいのです。おかしいというのは自然ではないということです、病気を呈する体は、ある意味自然です。体が捻れて歪んでいる状態は理由があって歪んでいるのです。
◆薬を飲んでいる人の体は、体が読みづらいのです。それは、薬によって、本来の体の様相が隠れてしまうからなのです。わたしはよく、「眠らされている体」という表現をしますが、まさに、薬によって感覚機能や感受性を眠らされているかのように感じるのです。
◆本来は、高血圧であるのが自然であるのに、薬によって眠らされ不自然に下げさせられている。本来は痛いのが自然なはずなのに、薬によって眠らされ不自然に痛みを感じなくさせている。そういった状態の体を持ってこられて、「さあ、みてください。良くしてください」と言われても、寝ている体ですから変わらないのです。
◆一番の問題が、薬を常習する人は、心の傾向として常に何かに依存して、自分の体を自分で良くしてゆこうという気持ちがなくなってしまうということなのです。体が歪んでいても、病症を呈していても、自分のあるがままの体を自覚できる体は必ず変わると私は思いますが、薬を飲んでいる人は、本当の自分を常に隠していて、「本当の自分はこんなはずではないのだ」と、気張っているかのようなのです。
◆何ものにも依存しないで自分の体は自分で良くする、というのが、私の考える整体学ですので、ここに最初から食い違いが生じてしまいます。私は薬は体を良くするものではないと改めて思うのです。
◆体の歪みという点では、薬を飲むと体は歪むと言えるです。
【アトピー性皮膚炎】(p154-p157)
◆薬は根本的な解決方法ではないということは、医者でも言うでしょう。しかし、西洋医学では、それしか方法がないから薬を出すのです。もちろん、慈善事業ではありませんから、医者はお金を取ります。そういうシステムで、この医療杜会は成り立っているのです。薬というのは、単なる商品に過ぎません。治すためのものではなく、売ってお金を儲けるための商品に過ぎないのです。
【慢性高血圧症】(p158-p163)
◆整体学的に、薬の影響は、背骨の両側の筋肉(専門的に言うと、背中の二側)の硬直に必ず表れます。特に、胸椎8、9、10、11番の右の二側という、肝臓、腎臓の疲労を表す場所(起立筋・28ページ図参照)が硬直するのです。
◆私の整体は、自分の体のカをもって自分の体を変えてゆく、そのお手伝いに過ぎませんので、強い薬に依存した体には何の役にも立たないと思うのです。
【糖尿病(2型)、関節リウマチ、甲状腺の問題】(p175-p179)
◆薬を投与している人は、その薬によって体の機能を抑えられていますから、整体の施術は、結局、何の効果も出ないことが多いのです。
けいじは子供のころから薬を飲むようなことはあまりなかったように思います。
経済的な理由もあったのでしょう。
社会人になってから、仕事のためにやむなく風邪で医者にかかりました。
処方された薬を飲んでもあまり効きませんでした。
かえって長引いたくらいです。
それからは、薬と医者をあまり信用しなくなりました。
この本により、薬や医者に頼らない今のままの生活でよいことをインスパイアされましたですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2018年6月6日水曜日

川岸宏和さんの「スーパーの裏側」、卵の裏側、ドリップの出る刺身は柵で買うことに

娘(3女)からLINE(家族グループ)に「常温卵は買ってはいけない!」という情報が入ってきました。(20180514月)
それには、【知らないと本気でヤバい!「卵」の裏側】というリンクが張ってありました。
そこで、川岸宏和さんの本「スーパーの裏側」(東洋経済新報社)を図書館から借りて読んでみました。
我が家では毎朝パン食で、目玉焼きがついています。
けいじの好みは半熟がいいのですけど、カミさんの好みで固焼きとなっています。
これなら問題のサルモネラ菌の心配はなさそうです。
カミさんは「生卵が食べれないのですが、けいじは卵かけご飯が大好きです。
カミさんが泊りのときは、決まって朝、卵かけご飯をいただいています。
その意味でも、娘からのこの情報はありがたいものでした。
それ以来、カミさんが産卵日の入った卵パックをイトーヨーカドーで買ったり、けいじはマルエツで採卵日の入った卵を買ったりしていました。
しばらく試行錯誤してみました。
その結果、今後卵は次のように購入することに決めました。
①イオンの火曜市で今までどおり1パック(10個入り)
②マルエツで日曜日に採卵日の入った1パック(6個入り)
①はカミさんが用意するパン朝食用に。
②は卵かけご飯などの生食用に。
卵はこれで方針が決まりました。
さらに、川岸和宏さんの本に参考になる記事がありました。
【刺身のうまみは「ドリップ」にあり】(p83-p85)
◆刺身は、一度切ってしまうと、「ドリップ」が出てしまいます。 ドリップというのは、時間がたった刺身や肉のパックの中に出てしまう赤い汁のこと。 あのドリップの中に、肉や魚のうまみが凝縮されているのです。
つまり、刺身は切った瞬間がいちばんおいしく、時間がたつにつれ断面から、ドリップとしておいしさが逃げてしまう、というのです。
先日、ヤオコーに夕方買い物に行ったときに、今朝水揚げされたという生かつおが柵で売られていました。(20180530水)
試しに買ってみました。
包丁を「竹内栄治のスーパー研師」で研いで、カミさんにさばいてもらって、食べてみたら、あまりにおいしかったので、カミさんもこのことを信じてくれましたわ。
それ依頼、ドリップが出るかつおなど、赤身の魚は柵で買うようにしています。
いつもは、カミさんが刺身に切って盛り付けてくれます。
昨晩はイオンでかつおの柵を買って、けいじが初めて刺身作りにトライしてみました。
盛り付けの見栄えはよくなかったものの、なかなかおいしかったですわ。
やはり、朝水揚げされたかつおの触感と味にはかないませんでしたけどね。
また、朝取れのかつおがあったら買ってさばいてみたいものですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。
追記:
「竹内栄治のスーパー研師」は2016年8月18日(木)に5,990円で買っていたのですが、今見ると4,370円になっていました。
これはお買い得ですね。
けっこう切れるようになります。

洗濯機の槽洗浄、けいじ家は年2回でOK !?、実施はブログに記録すること

昨日(20180605火)のブログに洗濯機の話がでてきたので、久しぶりに洗濯機を採りあげてみたいと思います。
今使っている洗濯機は2017年3月7日(火)に設置したビートウォッシュ BW-V80Aです。
先日、久しぶりに「槽洗浄・槽乾燥コース」で洗濯機の手入れをしました。
洗濯物に茶色っぽいカスのようなものが付着するようになったので、洗濯槽からかなと思って実施してみました。
ずいぶん前にカミさんが購入してあった洗濯槽クリーナーを見つけたので、それを使いました。
以前にも、「槽洗浄・槽乾燥コース」を試したことはありました。
その時は、衣類用塩素漂白剤(ハイター)を使っていました。
今回はハイターが必要な量(500ml)だけなかったので、探してみたらクリーナーが奥の方から出てきたというわけです。
実施後は、ものの見事にカスは付かなくなりました。
この洗濯機には「自動おそうじ」機能がついています。
それを継続使用しているので、我が家では年2回の槽洗浄でいけそうです。
今回の経験で、我が家の槽洗浄の目安がわかったように思います。
洗濯物に気になるカスが付着しだしたら、「槽洗浄・槽乾燥コース」の実施とすればよいわけです。
これからは実施した日を記録に残しておきたいと思います。
前2回の槽洗浄をいつやったかメモっていなかったので、日にちを今回書き込むことができませんでした。
残念。
反省です。
これからは、短くてもいいからブログに記録することにします。
さすれば、すぐに検索して引っ張り出せますからね。
この機会に肩ひじ張った重いブログから使い勝手の良い軽いブログに変身ですわ。
これで少しは気も楽になります。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

2018年6月5日火曜日

孫娘一家が中国にリターンバック、洗濯物が多くても天候が良くて助かる、到着時の夕餉動画をYouTubeにようやくアップ

2018年6月2日(土)のブログで孫娘一家がやってきたことを話していました。
今朝、中国に帰って行きました。(20180605火)
早朝、京成津田沼駅まで車で送っていきました。
リムジンバスが6時10分発というので5時45分に家をスタート。
荷物が今回も一杯なので、カミさんは同乗できず。
家に帰り着いてからは、水浴びをして朝食前に洗濯機を回しました。
昨日は洗濯機を2度も回していました。(20180604月)
2度も回すのは、けいじとしては初めてのことでした。
1度目の洗剤量表示が0.9を示しているのを初めて見ました。
2度目はいつものとおり0.5でした。
孫娘一家がキャンプから帰ってきたので、盛りだくさんの洗濯物であふれていたのでした。
今朝もけっこう洗濯物がありました。
明日から天気が下り坂となりますからね。
普通の洗濯物に、シーツ2枚、バスタオル6枚、枕カバー2枚、が加わっていましたわ。
それでも、今朝は1回ですみました。
洗剤量表示も0.7でした。
孫娘一家が滞在中は天気が続いてくれていたので、洗濯担当大臣としては、ほんまに助かりましたですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。
追記:
5月31日(木)の夕餉のYouTube動画が完成しました。
2女にビデオカメラの撮影を所望されましたが、けいじは疲れ気味だったので、娘に撮影をお願いしたわけです。
その映像が次のようにPart1&2となりました。




2018年6月2日土曜日

孫娘一家を迎えに今年2回目の成田国際空港、孫娘一家は車で長野へキャンプに、娘たちのパワーに圧倒される

一昨日、孫娘一家を成田国際空港まで迎えに行ってきました。(20180531木)

成田国際空港へは今年2回目となります。
今年の1回目は2018年1月10火(水)に孫娘一家を成田国際空港まで送って行ったときでした。
今回の迎えでも、昨年から始めた道の駅をつなぐ走法を試してみようと考えていました。
調べてみると、線上に佐倉城跡公園があったので、そこに寄って一休みして迎えに行こうかと初めは考えていました。

最終的には、スマートルートにして高速を使って行くことになりましたが。

スマートルートと最速無料優先ルートでは1時間もの時間差があるのでした。
寄り道したりしているとあまりにも時間がかかるので断念しましたわ。
その時間を有効に使って家の中をしっかりと片づけてから出かけることにしたわけです。
孫家族(2女、りくちゃん、ことちゃん)もやってくることになりましたから。
カミさんは、りくちゃんが次の日学校だからと難色を示したようです。
娘(3女)が車で夜送って行ってあげるということで押し切られたようです。
けいじも、孫たちがまだ小さい間はあまり連れまわさない方がいいと思っているのですけどね。
当日、娘からは「離陸が40分ほど遅れてます!」とLINEが入ってきました。
スマホで到着予想時刻を調べたら、15時の予定が15時45分になっていました。
そこで、14時半の出発を目指して家しごとを片づけることにしました。
家を出る前にも調べましたが、到着予想時刻に変化はありませんでした。
予定どおり14時半前に家を出ました。
途中、到着予想時刻をスマホで最終確認するために酒々井PAに立ち寄りました。
15時40分と5分だけ早まっていました。
少し時間調整をしてから成田国際空港に向かいました。
それでも駐車場に入車したのは、15時30分でした。
領収証によると次のとおり。

精算したのは16時45分でしたから、飛行機が到着してからもけっこう時間がかかっていましたですね。
家に着いたのは18時前でした。
ドライブノートによると次のとおり。

りくちゃんを小学校に迎えにいったカミさんの方が先に家に着いていましたわ。
家に着くころに、ことちゃんと2女が津田沼駅に到着したようなので、迎えに行ってあげることができませんでした。
孫たちは食事より遊びで駆け回るという賑やかな夕食が始まりました。
飲んで食べ終わったところで、けいじは少し疲れもあったので、寝室に引っ込んでプレバトを見ながら腰休めすることにしました。
どうも最近は人が集まるところや、賑やかなところでは疲れを感じるようですわ。
2女もことちゃんにおっぱいをあげるため、寝室にきてはモニタリングを見ながら一休みしていました。
どうも娘(2女)も疲れているようですわ。
あまり無理していると、けいじのような体になりますよ、と少し心配性のけいじは思ってしまいます。
ドライブノートの最後にあるように、3女が孫家族を送って行ってくれました。
孫宅で少しゆっくりしてから帰宅したようで、ドライブノートによると
6/1(金) 00:31-01:24 走行時間【53分】となっていました。
お疲れさまですわ。
けいじは、安全のため夜運転しないようにしているので、助かりますけどね。
孫娘一家は長野県の「こだまの森」へキャンプに行くとかで今朝5時半に車で出かけて行きました。(20180602土)
前回、孫一家に貸したときと同じ条件(ガソリン満タン・洗車返却)で孫娘一家にも貸してあげていました。
そこで、事故等のヤバイ波動が寄りつかないようにと、昨夕車みがきをしておきました。
本当は、今日が義父の祥月命日だったので、みんなしてお墓参りに行きたかったのですけどね。
ムコ殿が免許証を忘れてきたたとかで、娘の一人運転となるようです。
それにしても若い娘たちのパワーには圧倒されるこの頃ですわ。
今のけいじには、そんなハードなスケジュールは務まりませんからね。
まあ、元気でなによりですわ。
有り難いことです。