2015年4月23日木曜日

小泉武夫さんの福島復興提案、「阿武隈高原都市」の建設

読売新聞に連載されていた小泉武夫さんの『[時代の証言者]発酵はおいしい』が昨日の最終回をもって終わりました。(20150422)
けっこう参考になりましたわ。
おもしろく読ませていただきました。
2015年4月18日の第22話≪600人の「小泉チルドレン」≫には大震災のお話が出てきます。
大震災の日に小泉さんは、客員教授としての鹿児島大におられ、急遽、鹿児島空港から羽田に向かわれ、夜10時に到着するも、モノレールもタクシーも動かないので空港の床に段ボールを敷き一夜を過ごされたようです。
翌12日の朝7時半にはモノレールが動き、山手線も運転を再開していて、渋谷の自宅に着いたのは午前11時だったとのこと。
そんな経験をされた小泉武夫さんが福島の復興について次のように語っておられます。
≪ふるさと福島の復興はそう簡単ではない。除染を進めても「一度汚染された土地には戻りたくない」という人も多い。白河市から那須野一帯の国有地に「阿武隈高原都市」という街を新たに建設して、そこに定住してもらったらいいと考えたりするのですが。≫
このアイデアはいいですね。
西郷村にある土地、甲子ガーデンの近くですから。
マンションの大規模修繕工場が10年後にまたやってきます。
その前に、自宅の風呂場、フローリング、クロスなどのリノベーションがやってきます。
その時に、一時的にせよ待避できる住まいがあれば助かります。
それまでには、土地に家を建てておきたいものですわ。
どらちゃんも隣のおばあさんも工事の影響で亡くなったような気がしていますからね。
移れる土地があるということは有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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