2015年5月1日金曜日

日本記者クラブ賞、「編集手帳」の竹内政明さんに

新聞は読売を購読しています。
配達が朝早いし、契約更新に来られるおじさん!?が誠実で感じがいいから継続しています。
映画の招待券もときどきもらえますしね。
その新聞で一番お気に入りが朝刊1面コラム「編集手帳」です。
ブログでも何度か採りあげたことがあります。
日本記者クラブは30日、2015年度の日本記者クラブ賞を「編集手帳」を執筆している竹内政明さんに贈ることを決めたとのニュースがありました。
喜ばしいことですわ。
やはり、同クラブも《竹内さんがニュースや人々の日常生活の出来事などを、詩、短歌、俳句など多数の名文を引用しながら奥深い文章で切り取ってきたとし、「読者と新聞の距離を縮め、マスメディアへの信頼を深めた」》と評価してくれたようです。
それに対する竹内さんの次のコメントがこれまた、すばらしいですね。
「新聞を人間の顔にたとえると、1面コラムは『シワ』のようなものです。楽しい話題は目尻に畳み、悲しい話題は眉根に寄せる。紙とインクからなる無生物の新聞に血潮を通わせ、顔に表情をつくる仕事をつづけてきました。もっと泣き虫になり、もっと怒りん坊になり、シワづくりの技を磨かなくてはと、気持ちを新たにしています」
特に《紙とインクからなる無生物の新聞に血潮を通わせ》とはいいですね。
毎朝、すばらしい文章に接することができて有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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