2015年2月25日水曜日

NHKスペシャル『腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー』、やはり腸はかしこし

先週、大河ドラマ「花燃ゆ」のあと、ウトウトしたおかげで21時からの『ホットスポット最後の楽園』という素晴らしい番組に出会えたというお話をしていました。
そこで、今週もニュースのあと21時からの番組を何気なく期待して見てみました。
今回もやはりすばらしい番組でしたね。
それはNHKスペシャルの『腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー』という番組でした。
キーワードに次のような言葉が出てきました。
・腸内フローラ
・腸内細菌
・医療革命
・腸内細菌が脳を操る
腸の中には実に100兆匹以上、数百種類もの細菌が住んでいて、その細菌の出す物質が、私達の美容や健康に様々な影響を及ぼしていることが分かってきたというのです。
しかし、健康な人と同じ腸内環境とするために健康な人のウンチを水で溶かして患者の腸に入れるという治療法には驚きましたね。
これについて健康維持情報局の詳しい解説を見つけましたのでリンクを張っておきます。
『腸内フローラ驚異の細菌パワー(NHKスペシャル)より~腸内細菌の働きetc』(健康維持情報局)
翌日には患者が見違えるように元気溌剌としていたのにはびっくり仰天でした。
以前ブログでもとりあげたことのあるカイチュウ博士という異名をもつ藤田紘一郎さんの本『脳はバカ、腸はかしこい』(三五館)を思い出しました。
やはり、本のタイトルは真実だったのだと思ったしだいです。
同時にその日の朝刊で読んだ「編集手帳」の回虫と花粉症の話も思い出しました。
◆連合国軍総司令部(GHQ)は日本中の人や家屋に殺虫剤DDTの白い粉をかけていった。
◆「復興後の日本人がアレルギー体質になっていくとは、想像できなかったであろう」(石井保之著『花粉症のワクチンをつくる!』岩波書店)
◆花粉症のアレルギー反応は元来回虫を標的にした体の働きだったが、回虫がいなくなったことで花粉に反応するようになった。
藤田紘一郎さんの『人と回虫とウイルスの深い仲』という講座に詳しい解説を見つけましたので、リンクを張っておきます。
長い年月をかけて進化してきた腸内の働きには目を見張るものがあるようですね。
これからも、腸内の働きには敬意を払って、腸内が喜ぶような食事をしていきたいと思ったしだいです。
それにしても、関連性のあるものが自然と集まってきて、つながるという一種のシンクロニシティには最近驚いています。
ほんま、有り難いことです。
ありがとうございます。

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