2015年12月17日木曜日

「成功=忙しい」は本末転倒!?、「バリバリ」ではなく「ふわふわ」と生きる

武田双雲さんの本『書く力』に[「バリバリ」ではなく「ふわふわ」働く](p135-p139)という項があります。
これに刺激を受けて今までの自分を振り返ってみました。
「成功者となった自分」をイメージした場合、どうしても「忙しい人」という考えが浮かんできてしまうのです。
つまり「成功=忙しい」、という思い込みから抜け切れないのです。
夢を叶えること、成功することが、頑張ること、努力することとイコールになってしまっているのです。
これは、親から、学校から、社会から受けた教育、刷り込みによるのではないかと思うようになりました。
武田双雲さんは会社を辞めてから、幸せそうに暮らしている人たちのライフスタイルに興味を持ち、研究してきた結果を次のように述べています。
◆湘南に移り住んだときは、もう目からウロコが落ちまくりでした。湘南で暮らしている人たちにとって「仕事」の優先順位は5位ぐらい。サーフィン、家族、趣味が命で、仕事はその下に落ちる。東京では、仕事がメインで残りは付け足しみたいなものですよね。
◆国内でもこれだけバラバラな仕事観ですので、世界に出ればもっと多様です。僕が知っているカリフォルニアの人たちなどは、また全然違います。成功している人がバリバリ仕事をしているかといったら正反対です。周りの人間が動いているから、本人は「ありがとう」のひと言だけ。悠々自適の働き方です。そういう人が実在するとは、この目で見るまでは信じられませんでした。イメージすることさえ難しい。しかし、確実にいるのです。
◆「バリバリ」という言葉が、もう日本人的な思い込みですよね。「ふわふわ働く」だって、ヴィジョン次第で実現可能なのです。
◆仕事をしながら家族といつでも好きなところに行ける、そういうゆとりのある生き方があるということを。
◆つらく苦しく、憂鬱そうな顔をして仕事をしなければいけない理由は、一つもないのです。僕だからできる生き方だとは思いません。大きな会社でも、そんな働き方をしている人がいます。「たまにしか会社に来ないけど貢献している人」に心当たりはありませんか。僕の知り合いにもいるのですが、彼はいつも私服で通勤している。「最初は批判されたけどもう大丈夫。たくさん喜んでもらっているから」とのことです。そう、会社は行くのが目的ではない。結果を出して貢献することが大事なのです。目的と手段が入れ替わってしまわないようにしたいものです。
というように、けいじも夢を叶えること、成功することが、頑張ること、努力することとイコールだという考え(潜在意識)になってしまっていたのでした。
腰痛による3年間の苦しみを味わってから、自分の人生を振り返って見て少しずつ意識改革を行ってきました。
それでも、未だにこの呪縛からは、なかなか抜けきれていません。
抜け出そうと、もがきながらも今少しずつ意識改革を進めているところです。
幸せになるために、この世に生まれてきたのに、「成功=忙しい」では、何してるかわかりませんですからね。
本末転倒もいいとこでわ。
天国のような自由で束縛のない世界が理想郷なのでしょうからね。
ということに、ようやく気がついてきましたわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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