2014年1月22日水曜日

母乳育児を成功させるには、あなたの赤ちゃんと対話すること

図書館から借りてきた山西みな子さんの本「もっと自由に母乳育児 マニュアルより赤ちゃんとの『対話』」を娘が読んでないときに、そっと読んでみました。
さっそく、すばらしい言葉に出会いました。
人は誰でも権威ある立場の人の言葉を信じがちです。
しかし、ほんとうに信じるべきは、あなたの赤ちゃんとあなた自身なのです。
そこで、赤ん坊はどちらが楽そうか、自分のからだと心はどちらが心地よさそうか見て、快いほうをまず実行してみます。
とあります。
なんと奥深い言葉でしょうか!
この言葉はすべてに当てはまるような気がします。
人間は十人十色です。
マニュアルどおりにすべてが当てはまるものではありません。
当てはまらないときに、最終的に信じるべきは何でしょうか。
それは、自分自身なのです。
自分の内なる声なのです。
自分自身が楽しめているか、心地よいかを見て、快いほうを目指せばよいということになりますかな。
それでは、本文を抜粋してみましょう。
《あなたはマニュアルなしで、何か目標を達成するなんて考えられますか。母乳育児を始めて、そして継続して終了するまでの基本についてはマニュアルがあります。しかしそのマニュアルの実践については、十人十色のものだといっていいでしょう。
 ところが、人は誰でも「権威ある立場の人が指導してくれたこと」を信じがちなものです。それは当然なのですが、こと母乳育児に関する限り、あなたが信じている「権威ある方」の意見は、もしかしてあなたには当てはまらないかもしれません。なぜなら、本当に母乳育児を成功させるために信じてよい「権威ある立場の人」は他ならぬあなたの赤ちゃんだからです。その事実には思い当たらず、病院の職員とか保健所の職員とか電話相談の相談者の立場にいる人たちの発言のほうが正しいと思いがちだからです。あるいは育児雑誌や育児書なども、そうでしょう。
 一応は、あなたが尊敬する方のマニュアルにしたがうのがよいでしょう。だが、どうにもそれがやりにくいとか、思ったようにうまくいかないとか、よけい苦痛になったとか感じたら、ひとまず赤ん坊はどちらが楽そうか、自分のからだと心はどちらが心地よさそうか見て、快いほうをまず実行しみます。状況が好転してきたら、マニュアルからは少しはずれても、しばらくはそのまま実行してみましょう。もしそれが母乳育児を妨げるような誤った方法だとしたら、必らず赤ちゃんの側に「ちょっとしたからだの変化」が目立ち、ふと「おかしい」と気づくでしょう。》
(『マニュアルから外れたところにあなたの子育ての個性があります』p42-43より)
この本を読む限り母乳育児の考え方にはいろいろあるようです。
同じように医療についてもいろいろ考え方が分かれているようです。
けいじはどちらかというと主流派から外れている方ですかな。
伴侶は主流派ですから、同じ屋根の下に居ながら、ややこしいですわ。

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