2015年3月27日金曜日

みんな違ってみんないい、多岐にわたる選択肢の多い社会がやってくる!?

今朝の読売新聞に良い言葉を見つけました。(20150327)
[顔]というコラムに日本人で初めて「ウイスキー殿堂入り」 したブレンダー 輿水精一さん 65歳が紹介されていました。
その中の次の言葉に目が吸い寄せられました。
◇「ウイスキーは、人間社会に似ている」が持論。欠点のない優等生的な原酒ばかりをブレンドしても、満足できるウイスキーは完成しない。クセのある原酒を加えることにより、ぐっと味に深みが出る。
それに刺激を受け、考えてしまいました。
確かに、本来は人間社会も、動植物の世界も、宇宙もそのような構成になっているのかもしれません。
金子みすゞさんや相田みつをさんの「みんなちがって、みんないい」という言葉にも同じ思いがにじみ出ているように思います。
今の人間社会は優等生的な原酒ばかりが標準として認められているように思います。
それから外れる者は野菜でいうところのキズ物のような扱いを受けることになります。
けいじも持病の腰痛で退職してからはキズ物の部類に入りますから、その世界からモノが見れるように少しずつ変わりつつあります。
一般的な標準の人たちと行動を共にできないような腰の状態になってしまっているからです。
家族と一緒でも、けいじのペースで生活、行動、旅行などをしないと、腰痛再発の恐れがあるからです。
その部類に入ってみて、ようやくこの世界にはいろんな人がいていいのだなと思うようにもなりました。
一人ひとりがみんな違っていて初めて存在していることに意味があるのだというように。
その意味では、いろんなタイプの人にあった、いろいろな選択肢のあるような社会がそのうちやってくるのかもしれません。
IT社会がやってきたのも、その1つの現れのように思います。
健常者でない人でもインターネットを介して社会に参加していくことができるようになってきたわけですからね。
けいじも普通の人と行動は共にできませんが、自分に合った動き方、生き方で、情報を得たり、それによって受けた刺激をブログとして発信していくことで社会と関わりを持つことができます。
電化製品も進化してきていますから、腰痛持ちでもどうにか家しごとで家族に役立つことができる時代に生かしてもらっていますから。
そう考えると、なんと有り難いことでしょう。
ありがとうございますですわ。

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