2015年11月15日日曜日

千葉工業大学公開講座、『房総の自然を活用した実感する地学講座』に出席する

昨日、千葉工業大学の公開講座に行ってきました。(20151114)
2015年度後期の公開講座にまたもや当選したのです。
『房総の自然を活用した実感する地学講座』(30名)というもので11/14,11/28,12/5の全3回10:30~12:00⦆の講義・実習型の講座です。
昨日のテーマは「房総半島の地形と地質」で内容は「私たちの住んでいる房総半島の成り立ち」についての解説でした。
当日は自転車で行きたかったのですが、雨のためやむ無くバスを使って通うことに。
行きも帰りも土曜日だったせいか混雑もなく腰にやさしい席に座れましたわ。
小降りのうちにと少し早めに家を出ることにしました。
早く着いたらハル・松方・ライシャワーさんの本『絹と武士』を読むことにしてバッグに詰めて。
今読み始めたところですが、グイグイと引き込まれていく素晴らしい本ですよ。
千葉工業大学に着いたのは30分前の10時でした。
講師は、千葉出身のマツコ・デラックス、キムタクと同級生だったという43歳の若い先生でした。
講義は1時間半なので腰の心配はしていませんでした。
自分が住んでいる土地の話なので、興味津々、あっという間に質問の時間がきていましたわ。
この日は房総半島、つまり千葉県は恵まれた国だということを教わりました。
東に太平洋、西に東京湾、北は利根川と江戸川で仕切られ、人口は620万人(全国6位)、県内総生産、製造品出荷額も全国6位、農産物、水産物は上位を占め、成田国際空港(貨物取扱量・国際線旅客者数国内1位)、千葉港(貨物取扱料国内2位)、東京ディズニーランド(入場者数世界2位)を有していると。
千葉の産業はバランスがとれており、かつ、個々に力があるとのことでした。
千葉国として独立しても自立していけそうな房総の地形と地質、自然環境のようなのです。
特に興味を引いたのは、房総半島の湧出古代海水(かん水)のことでした。
これは、ブログでも採りあげたことのある一宮シーサイドオーツカの天然温泉「古代海水の湯」のことでした。
海洋プレートの活動により古代海水資源が沈み込み帯に濃縮されたものだということです。
それに、古代海水中のヨウ素濃縮起源は海洋生物であるとのこと。
これは農産物、水産物にもいい影響を及ぼしているようです。
「古代海水の湯」が体にいいハズですわ。
そんな処に偶然にも居を構えているとは、なんと有り難いことでしょうか。
ありがとうございますですわ。

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