2016年7月16日土曜日

小池龍之介さんの『しない生活』、ドミニック・ローホーさんの『屋根ひとつ お茶一杯 』も孤独を礼賛

先に小池龍之介さんの本『しない生活』から情報過多により脳が快感過多となり麻痺するという怖さがあるので、あまりつながり過ぎないで孤独を味わう勇気もいると紹介していました。
やはり、ドミニック・ローホーさんの本『屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方』(講談社)の中にも同じようなことを書いている項目がありましたわ。
さっそく紹介してみます。
【ネットより自分とのコンタクトを大切にする】(p57-59)
◆メールやインターネットに代表されるように、現代社会は個人をあらゆる方面から独占しようとします。四方八方からがんじがらめになると、人は自分自身とまったくコンタクトがとれなくなります。
◆自分のためだけのスペースを確保し、自分を拘束するものから逃れ、そこにときどきひとりでこもることが、さまざまな感情的、社会的な悩みや心配事の解決策となるのです。
◆孤独になると、私たちの「バッテリー」が本当の意味で充電されます。野暮用や不必要なおしゃべりで、エネルギーを消耗する心配もなくなります。そうして気持ちもようやく落ち着きを取り戻すのです。
◆しかし、前にも述べたように、今日では、プライベート空間でこのように孤独に浸ることのできる場所が少なくなってきています。将来的には、汚染されていない空気同様に、孤独と自然の食材が最高の贅沢品のひとつに数えられる日がくるかもしれません。
ドミニック・ローホーさんの本にはいつも感銘を受けています。
今回もすべての個所に感動しています。
どこもかしこも紹介したいくらいですわ。
なにか不可思議なつながりを感じますね。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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