2018年6月14日木曜日

宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』、娘のアトピー性皮膚炎、澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』からも取り上げる

先のブログに続いて、宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)からお送りします。
今回はアトピー性皮膚炎を採りあげてみることにしました。
我が家では、長女がアトピーでひどかったように思いますから。
毎朝の水汲みに精を出したのも、オーサワジャパンの自然食に凝り出したのも、それが一因だったように思います。
それでは、また、けいじが、さもあらんと思う言葉をピックアップしてみます。
【アトピー性皮膚炎】(p154-p157)
◆皮膚というのは、汗を排泄する重要な器官なのですが、皮膚の下には当然色々な体液が流れています。その体液の流れが悪くなると、皮膚がかゆくなったりしてきますので、そこを掻いて流れを促します。普通はその程度で済みます。しかし、体液の流れがさらに悪くなると滞った体液を排泄するために皮膚が破れてそこから出てきてしまうことがあります。ジクジクしたり、非常に痒くて血が出るまで掻きむしってしまうのは、体液の停滞を取るためなのです。
◆その、体液の流れの中心は、椎10、11番にあります。ここが腎臓であるということは前に述べましたが、副腎皮質ホルモンを出す副腎は、腎臓の上に付いています。ステロイドは、副腎皮質ホルモンだということは皆さんご存じのはずです。つまり、アトピーの人は自身の副腎の働きが悪いとも言えるのです。
◆アトピー性皮膚炎の人の体をみると、ほとんどが胸椎10、11番の左右の側線が硬直しています。これはどういうことかと言うと、腸骨筋と大腰筋のある骨盤と、前鋸筋(50ページ参照)のある肩胛骨、および、肋骨が、全体的に硬直していることを意味しています。つまり、肋骨と骨盤が硬直しているのです。ここに体の流れの滞りの本当の原因があります。
◆また、過去に何人かのひどいアトピー性皮膚炎に悩まされている人をみましが、その誰もが、ストレスがあるとアトピーが酷くなると言います。これは、精神的なものが体に作用することの証明にもなりますが、その、精神的な緊張が顕著に表れる場所が、頸椎7番と胸椎1番なのです。ここは肋骨を支えている骨ですので、肋骨が硬直すれば、当然、ここも硬直します。つまり、前鋸筋や腸骨筋・大腰筋というのは、精神的な緊張で変化するものであるということが言えると思います。
◆子供の頃に皮膚に出ても、この子はアトピーであるという判断は止めましょう。成長過程で変化するものが大半です。子供の時にステロイドを塗るからいつまで経っても良くならないのだと私は思います。子供にアトピーが出たら、親は、まず何がこの子供のストレスになっているのか、精神的な問題を考えましょう。薬は根本の解決方法にはならないのですから。
◆大人になってからは、まずは骨盤から直すのが早道でしょう。子宮筋腫の体操と同じように、左右開脚体操が一番の改善の近道だと思います。また、胸椎1番と頸椎7番が硬直すると、汗が出なくなります。何か運動をして汗をかける体になれば硬直もとれて、アトピーのように皮膚に何かが出ることは、さらに少なくなると私は思います。
これを読んでいて、子供のアトピーはストレスがかなり影響しているようです。
振り返ってみると、長女が生まれてからの転勤による次のような社宅移転が子供たちにストレスを与えていたのかもしれません。
坂出(宇多津)→東京(大井→練馬・豊島園)→長崎→シンガポール[長女が高校生]
我が娘たちは、移転のたびに新しい環境に馴染むのに、子供なりにかなりのストレスを経験していたことでしょう。
さらに、今から考えると、坂出(宇多津)では新築借り上げマンション、練馬・豊島園では新築社宅、シンガポールではリノベーションほやほやのコンドミニアムと新しい住まいの影響もあったのかもしれません。
その後も、蘇我での新築社宅、それからは今の新築マンションと新築が続いていましたから、ストレスとあいまって、けいじにも皮膚病が発症したのかもしれません。
カミさんも最近では風呂上りにしきりに体をかいています。
仕事のストレスが影響しているのかもしれませんね。
それを示唆するような内容が澤田升男さんの本『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』(ザメディアジョン)に出てきました。
この本についは、2018年2月25日(日)のブログで話していました。
本が自分の所有となると、いつでも読めるという気になり、なかなか読み進めないでいました。
これではいかんと、最近少しずつでもと読み始めていたのでした。
すると、次の言葉に出会ったのです。
【家族の身体をむしばむ家】(p69-p72)
●当時の私が経営する工務店は、私のマイホームのような工業化製品の家を主軸にしながらも、年に10棟ほどログハウスの建築にも携わっていました。ログハウスといえば工業化製品をほぼ使用しない究極の自然素材住宅です。
●こうした全く異なるタイプの家を建てていたことも、私に数多くのことを教えてくれたのです。特に健康面については、まさに対極であり、中でも免疫の少ないお子さんたちには如実な違いが現れました。
●工業化製品の家に入居されたお子さんは、アトピーや喘息になる確率が高く、しかも症状が悪化してしまいました。一方、ログハウスに入居されたお子さんは、病気にならないばかりか、重度のアトピーでも半年ほどで改善されたのです。こうした両極端な現実を、私は目の当たりにしたのです。
【工業化製品の家が病を招く】(p195-p199)
●私が思うに、ログハウスには体に優しい自然素材がたくさん使用されていることから、人間本来の自然治癒力が損なわれず、病気になれば自身の体の免疫で治癒することができるのです。そして反対に、工業化製品の家に住めば、建材などから放出される悪いエネルギーが人体を攻撃し、自然治癒力が損なわれることから、病気を改善するカもなくなってしまうのです。
新しい住まいが、アトピーを促進していたのかもしれなかったのですわ。
やはり、自分の健康は自分で研究して自分で作り上げていくべきものなのだなと、納得してきましたですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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