2018年6月11日月曜日

宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』、整体からみた慢性高血圧症、腎機能低下による体の歪みから⁉

今日も宮川眞人さんの本『ゆがみを直す 整体学』(彩図社)から続きをお送りします。
個別の症状については、けいじが特に関心をもっている項目だけに限定して見ていきたいと思います。
先ずは、カミさんも経験したことのある高血圧について採りあげてみます。
けいじがこれだと思う文言をピックアップしていきます。
【慢性高血圧症】(p158-p163)
◆医者は、血圧を数字化させて平均値の線引きをしていますが、収縮期血圧が140ミリメートルHGあると高血圧というのは、どういった根拠なのでしょうか。体を酷使すれば、当然、血圧は上がります。一日中、檻の中の動物のように管理された環境で生活などをしているわけもなく、人は生活の中で色々とストレスを感じながら、一生懸命生きているわけですから、血圧が一定しているはずもありません。
◆それにもかかわらず、医者は線引きするのです。そして、降圧剤を出します。一度服用したら一生飲むように強要します。出された本人は、医者が言うのだからと従うでしょう。しかし、死ぬ前の日まで薬を飲み続ける生活で本当にいいのでしょうか。
◆血圧は、体を平常に保つために、体が自分でコントロールしているのです。上げたり下げたりしてコントロールしているのを、薬によって恒常的に下げられたら、そういった感覚機能はいつの間にか衰えてしまうでしょう。
◆私の整体の臨床経験では、降圧剤を長期間飲んでいると、
1.体中の筋肉が痛くなる(次第に腎機能障害を起こす)
2.脚が痛くて歩けなくなる(筋肉の収縮に影響する可能性がある)
以上の訴えが多く聞かれます。
◆腎機能の低下と高血圧との因果関係は、西洋医学の世界でも述べられていますが、整体学的に側腹が硬直すると、体の反りの動きがなくなってきます。それに伴って、側面の伸びがなくなつてきて、背骨全体が硬くなってきます。そうなると血管自体の伸びもなくなってゆきます。
◆血圧が高くても血管の伸びの柔軟性があれば問題ありませんが、背骨全体が硬直すると血管自体が硬くなってゆきます。特に胸郭を硬くさせ、首の付け根の、胸椎1番・頸椎7番という脳の中枢に関する場所が硬直してゆきます。そういった連動性で、高血圧の人は脳卒中になりやすいのです。
◆現代人は、食べ過ぎ飲み過ぎで側腹が硬直することが圧倒的に多いと思います。
カミさんも、いっとき、検診で血圧が引っかかり医者に降圧剤を出されて、それからは定期的に検診を受けて降圧剤を飲み続けていました。
今は、そのような薬を飲み続ける生活から解放されています。
あるとき、次の本を読むように薦めてみたのでした。
幸いなことに、通勤途上の電車の中で読んでくれたようです。
『医者に殺されない47の心得』(近藤 誠、アスコム)
『蘇活力』(南 和友、アチーブメント出版)
その影響があったのでしょうか、ある日、突然医者通いを自主的に止めていました。
止めてもその後、何も問題ないので、今までの通院と降圧剤はなんだったんだろう、と感じているようでした。
今は下の数値が標準より少しは高いようですが、なんら体調に影響はなく、かえって以前より調子がいいようすです。
昔のけいじは自分の考え方を色々とカミさんに強要するようなことをして、よく反感をかっていました。
その経験から、今では無理に薦めるようなことはしなくなりました。
その代わり、けいじの考え方に沿った本などを薦めて自分で判断してくれるようになってくれればいいかなという心境になっています。
最近では、少しはけいじの考え方を理解してくれたのかなと思っていると、あい変らず、けいじの具合が悪くなると、すぐ医者に診てもらいなさい、と言ってくれますわ。
けいじは、退職してからはガン検診などは受けていませんが、カミさんは明日受診するようです。
薬や医者に依存してきた人の考えを変えるのは、なかなか至難の業のようです。
カミさんはマッサージや整体が好きなので、しっかりした整体を今勧めているところです。
そのようなことを通じて、少しでも、けいじの考えがカミさんや家族に浸透してくれればいいかなと思っているところです。
それには、まずけいじが健康になって見本を示さなければならないですかな。
と、またもや気付きを与えられています。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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