2014年4月7日月曜日

常識にとらわれない、最近同じような記事が目に付く

最近やたらと常識についての言葉が目に付くようになってきました。
そこで、常識についての言葉に触れてみたいと思います。
まず、先に紹介した中野信子さんの本【科学がつきとめた「運のいい人」】にも常識の扱い方についてのくだりがありました。
それによると、常識ではよしとされていることも、使い方を間違えればマイナスの方向に働くので、次のように扱えばいいと。
◆社会のルールや常識をいつも絶対正しいと思わずに、相対的なものととらえる心がけが必要でしょう。
◆社会のルールや常識を自分より上のものとみなさないこと。
◆いちばん大切にするべきなのは自分なのだ、と考えることです。
(『運のいい人は常識よりも自分を上に置く』p38-39より)
日本経済新聞(20140404)の『春秋』にも出てきました。
≪▼物理学者のアインシュタインは常識が大嫌いで、「18歳までに身につけた偏見の寄せ集め」とこき下ろしたそうだ。彼は特別な才能だが、それでも澄んだ感性や好奇心を常識が邪魔する経験は誰にもある。せっかくスーパーと銘打ったのだ。若者に小賢(こざか)しい常識の衣を着せないこと。それも超国際人を育てるすべであろう。≫
四角大輔さんの本「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」では次のとおりです。
≪大事なことは自分がのぞむ生き方をとことん追求すること。
一般常識や雑念、誘惑はみんなノイズだ。なにを手に入れたいか。その答えは外にはなく、自分自身の内側にしかない。
内なる声に耳を澄まそう。
そして、内なる声に従う勇気を持とう。≫
(『Chapter 5 ライフスタイル』の[43「あれもこれも」を捨てる]p170より)
最後に斎藤一人さんの「人とお金」という本にもありました。
≪「しあわせな成功をつかむ方法」を勉強していても、イマイチ運気が停滞している人がいます。
そういう人の特徴が「常識を気にしていること」。
「こんなことをしたら、常識からはずれる」とか。
「世間の目が気になる」とか。
「人に、どう思われるか、わからない」とか。
そういうことをグズグズ気にしていると、いつまでたっても自分の心に正直に、楽しく生きることができません。
もし、世間の「常識」が合っているのだとしたら、いま日本に、こんなにも不幸な人はいないでしょう。
これは「常識をもういちど見直してみませんか?」という神さまからのお知らせなのです。
「自分は、普通でいいです」というのなら、常識を気にすることも大切です。
でも、もし「自分は普通以上に幸せになりたい!」と思っているのなら、常識的な考え方を手放さないかぎり、なれないのです。
「もっと運勢を上げたいのなら、常識以上の考え方をする」
このことを胸に置いて、すべてのことを考えていきましょう。
何事においても「常識以上の考え方」をしよう。常識は手放しなよ。≫
(〔「常識にとらわれない!」そう決めた人から幸せになる〕p137-138より)
これだけ、常識について否定的な言葉が目に付くということは、今までの常識が合わない時代になっているということですかね。

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