2014年4月8日火曜日

辻川覚志著「老後はひとり暮らしが幸せ」、認知症を遅らせるには

辻川覚志さんの本「老後はひとり暮らしが幸せ」に認知症予防についての言葉がありました。
≪しかし、ひとり暮らしの場合は、誰も助けてはくれません。そのため、何としても認知症になることを遅らせなければなりません。
たとえば、年を重ねると眼や耳から入ってくる情報が減って、脳が休み始めると、急速に認知症が進んでくる場合があります。独居生活で、他からの働きかけも少なく、刺激のない生活にいると、どうしても使わなければ衰退させるという人間の原理に従つて、脳機能が低下することを避けることはできません。認知症予防には、魚を中心に食べて、緑茶や赤ワインを飲み、人と話をしたり、運動したりして、他との関わりが重要であり、身も心も使い続けることが大切なのです。
ということは、他人を頼らずに何でも自分でやり、自分に残されているいろいろな能力を、日々使い切りながら自らが満足する人生をおくろうとすることと、多くの共通点があることに気づきます。つまり、認知症予防と、満足する老後を過ごすための努力とは、方向性が同じなのです。何も、認知症を予防しようと肩に力をいれてがんばる必要はなく、ごく自然に、人生を楽しもうとすれば、それがとりもなおさず、認知症予防につながるものと考えます。≫
(『認知症予防は必要か』149-150より)
他人を頼らずに何でも自分でやり、自分に残されているいろいろな能力を、日々使い切りながら自らが満足する人生をおくろうとすることが、認知症予防につながるとのことです。
この3年間腰痛のために、社会生活を避けてきましたので、刺激のない生活を続けてきたことになります。
認知症予防の観点からはあまり好ましくないわけです。
幸いなことに、自治会の役員候補が輪番制で回ってきました。
これにより、刺激の少ない生活から脱出でき、脳機能の低下を避けることができるのではないかと考えています。
しかし、あまりがんばりすぎて腰痛再発に至らないように注意せねばなりませんわ。

0 件のコメント: