2014年6月3日火曜日

『竹林はるか遠く』の続編、『My Brother, My Sister,and I』を読み終える

ヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんの『竹林はるか遠く』の続編、『My Brother, My Sister,and I』を読み終えました。(20140602)
辞書は一度もひも解くことなく最後までこれました。
何度も引きたい衝動にかられましたが、想像力を駆使してがんばって読み進めました。
こんな経験は初めてです。
今までは途中で辞書に頼ってしまっていましたし、途中で挫折する英書がほとんどでした。
最初の翻訳本『竹林はるか遠く』を和文で読んでいたから読み通せたと思います。
バックグラウンドが頭に入っていましたからね。
これは、最初に翻訳本『竹林はるか遠く』を読んでおけば、そういう読み方ができる本だと思います。
日本に引き揚げてからしばらく京都駅での生活がはじまります。
そんななか、母親が2人の娘を残してこの世を去ってしまいます。
それから姉妹がいろいろな困難に出会いながらも、どうにか生きのびていくという壮絶な実話ですから、それはそれは迫力があります。
お兄さんとのその後は?
父親は抑留から解放され日本に帰れたのか?
これを言ってしまっては読もうとしている人の楽しみを奪ってしまいますから、このあたりにしておきますわ。
あとは、本をスキャナーに読み込んで、分からなかった単語を辞書を引きながら、もう一度読み直してみますかな。
また、伴侶にも読むように勧めてみますかな。

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