2012年5月6日日曜日

小池真理子著「ストロベリー・フィールズ」、新聞広告に魅せられて

久しぶりに小説を読んで見ました。
今年、小池真理子さんが芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。
新聞広告に小説「ストロベリー・フィールズ」が紹介されていました。
何故か読んでみたくなり図書館にネット予約してみました。
受け取ってみると分厚い小説でした。
小説家らしい細かい言葉での描写を味わいながら読み始めました。
すると、以前、読んだことのある小説になんとなく似たところが出てきました。
筋書きを見極めるべく飛ばし読みしていくと、以前読んだものとまったく
同じであることが分かりました。
2007年から2008年にかけて読売新聞朝刊に掲載されていた連載小説
だったことがググってみて判明しました。
本来ならその賞を取った「無花果の森」を読むべきでしたが、
「ストロベリー・フィールズ」の方を借りていました。
新聞広告に影響されていたようです。
読む本がかなり広告や書評に左右されていることを
改めて痛感したしだいです。

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