2018年2月14日水曜日

天台宗大阿闍梨酒井雄哉さんの言葉、「身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す」、毎日の掃除がエントロピーを逆転させる⁉

読売新聞の大型企画に「[時代の証言者]冤罪のち次官 村木厚子」という連載記事があります。
時々読んでいましたが、2月12日<13>話の「悟った」というタイトルの言葉に、けいじのアンテナが反応しました。
読んでみると、やはり、けいじが感動する言葉がありました。
それは、天台宗大阿闍梨、酒井雄哉さんの次の言葉でした。
「身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す」
酒井さんは7年かけて地球1周にあたる約4万キロを歩き、うち9日間は不眠・断食で真言を唱える。比叡山延暦寺に伝わる荒行・千日回峰行を2度も成し遂げた生き仏といわれた方なのです。
酒井さんによると、「人はみな役目を与えられて生まれてくる。そして、それぞれの役目に応じて人生の論文を書かされる。」というのです。
この記事が2月13日放送の「教えてもらう前と後」を見ていてセレンディピティが起こりました。
高野山での僧侶たちによる掃除風景が映し出され、掃除が修行だと語られていました。
ここで、酒井さんの「毎日くるくる繰り返す」という言葉が思い出されたのでした。
けいじ的には≪掃除を毎日くるくる繰り返す≫という言葉になったわけです。
すると、2月9日(金)のブログで話していたエントロピーに意識が飛んで行きました。
ひょっとしたら、エントロピーの法則を逆転させる力が掃除とか片づけなのではないかと思ったわけです。
禅宗では掃除が修行としての重要な部分を占めていますからね。
これには何か大きな意味があるのではないかと前々から思ってきました。
そこで、掃除という修行がエントロピーを抑えるのではないかと単純に考えたわけです。
つまり、≪掃除を毎日くるくる繰り返す≫ことが重要であり、それを雑念もなく繰り返すことが人生の修行であり、エントロピーを逆転させるのではないかと。
掃除には凄いパワーが秘められているのではないか。
このように考えてみると、何かありがたさがこみ上げてきますわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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