2016年12月30日金曜日

再放送ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』、最後はやはり感動しました

先に紹介していたドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』の最後の続きを、昨日昼食をとりながら観ました。
高い視聴率から予想はしていましたが、最終話はやはり最高に感動しましたね。
家を顧みない会社人間の夫に嫌気がさして、ある日妻は離婚話を切りだし家を出て行きます。
妻には自分のやりたかった絵画の道があり、子育て・家事・家庭を投げ棄てて、その世界を究めるためにパリに旅たちます。
子供を残された夫は家庭教師の助けを得ながら、子供と向き合うようになります。
エリートの道を歩んでいた銀行をやめ、子供と接する時間を増やそうと、残業のないレストランで皿洗いの仕事につきます。
夫と妻は離婚したままですが、互いに子供の立場に立って考え、助け合って育てていくことになります。
このドラマは幸せはどこにあるかを教えてくれているように思いました。
会社人間があたりまえだという今までの社会に対して、その風潮を変えていこうというメッセージともとれます。
もっとも身近にある子供・妻・家族に向き合おうと言っているように。
この風潮は今の若い人たちには少しずつ根付いているようにも見えますが、社会基盤はあまり変わっていないように感じています。
2004年に放送されたドラマですが、今でも決して色あせていない内容だと思います。
夫の父親は肩書き人間・最たる会社人間でしたが、そんな息子を見ているうちに少しずつ変わっていくのもいいですね。
ほんとうにすばらしい作品でした。
いい時期にいい再放送に巡り会えたものですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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