2016年2月21日日曜日

百田尚樹さんの『大放言』、言葉尻を捉えた反論はなぜ蔓延する

昨日、百田尚樹さんの本『大放言』を図書館に返却してきました。(20160220)
この日は昼前から雨模様と予報されていました。
そこで、朝のうちにマルエツでの買い物をすませました。
そのあと、図書館にも本の返却に行ってきました。
いずれも自転車をこいで。
前日自転車みがきをしていたのでタイヤの反応といいチェーンの回転具合といい、いい感じでした。
あら、話がそれてしまいましたが、話を本に戻すと、『大放言』には今の社会の揚げ足取りの風潮に対する嘆きが書かれていました。
全体を読んで真意を汲もうとせず、言葉尻だけを捉えて反撃してくるという風潮が蔓延しているようです。
そう言えば、国会などでもお偉い方が言葉尻を捉えてやり合っている場面がよく報道されていますね。
昔はもっと大人的な対応が少なからずあったと彼は述べています。
これは世の中の進展が速くなってみんなが慌ただしくなってきたからでしょうか。
短い文章を単発的に発信するSNSの発達がそれを刺激しているのでしょうか。
言葉尻を捉えたやり取りに一種のゲーム感覚を覚えて楽しんでしまうのでしょうか。
などと、いろいろなことを考えさせられましたわ。
カミさんにもすすめたら、少しは読んでくれたようです。
けいじは今やどちらかというと半隠遁者のような生活を送っていますから、このような目まぐるしい世の動きを目の当たりにすると、ますますスローな世界に引き篭もりたくなってしまいます。
そんな生活が送れていることに感謝していますわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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