2015年1月23日金曜日

ノルウェーのフィヨルド、訪れてみたいですね

いま、川口マーン惠美さんの本『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』 (講談社+α新書)を読んでいます。
その中に想像を絶するフィヨルドを前にして悠久の時を思う感覚に浸る場面が描かれています。
引用させていただきます。
◆鋼のように硬くなった氷が、じりじりとこの切り立った絶壁を作るまで、いったいどれだけの時間が流れ過ぎたのか。
◆そんなことを考えていると、何だか不思議な気分になってくる。人間の命なんて、地球の生命に比べると、なんと儂いものなのかと。
◆生まれて、生きて、死ぬまでの時間は、本当は一瞬ではないか。
◆雄大なフィヨルドのなかで、私の存在はさらに小さくなっていく。
◆こういう感覚は、今日と明日の景色が刻々と変わり、自分より寿命の短い建造物に囲まれていると、湧いてこない。
◆動かない大自然のなかにぽつんと置かれて、初めて限界を知るのだ。
このように人間の力を超えた大自然の偉大な力、サムシング・グレート、自然の神秘に出会うと自分の魂が自ずと揺さぶられるように思います。
霊(たましい)が呼び醒まされるようにも感じます。
このような場面に遭遇して古代の日本人は自然の中に神々を見いだしてきたのではないでしょうか。
けいじの新年の目標である「1.神社仏閣にお参りする(自分の本性を極める)」はそんな場面を求めている旅のようにも思いますね。
ノルウェーのフィヨルド、見に行きたいものですね。

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