2015年1月9日金曜日

小林正観さんの『22世紀への伝言』、心にびんびんと響きます

小林正観さんの本を読んでいると次からつぎへと心の琴線に触れます。
『22世紀への伝言』(弘園社)も第3章まで読みましたが、その中でも最も刺激的だったのは「人生は自分が描いた設計図」というお話です。
抜粋させていただきます。
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今度は人間の話。仮に、人生で出会う全ての人一〇〇%が「あなたはえらい。好きなよ
うにやりなさい」とか「あなたは全て正しい」と言ったとしたら、どんな人もいい気にな
り、うぬぼれて傲慢になり、自分を見失い、ダメな人間になるでしょう。
逆に、出会う人全て一〇〇%が「あんたは駄目だ」「それじゃいけない」「間違ってい
る」「何とかしろ」と言い続けたとしましょう。言われたほうは萎縮し、自信を失い、や
る気も失ってやはり駄目になることでしょう。
温かい言葉や環境が一〇〇%だったら、その人は駄目になる。冷たい言葉や環境一〇〇
%でも、やはり駄目になる。では、最も確実に人を成長、向上させるのは…。
そうです。温かい言葉や環境五〇%、冷たい言葉や環境五〇%、それが最も人間を向上
させる。ですから、人生は常に、温かい側の人五〇%、冷たい側の人五〇%です。そのよ
うに自分で設計し、それぞれの人にお願いし、居てもらったのです。(p74)
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このように考えれば、確かにすべての人に感謝することができますよね。
陰と陽、昼と夜、作用と反作用、明と暗、男と女というように反対軸が必ず用意されています。
これが宇宙の不可思議な法則なのでしょうかね。

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