2014年10月28日火曜日

矢作直樹さんの『おかげさまで生きる』、リビングウィルなど関係するものが集まってくる

先に「今知りたい、終活のすすめ」という講座に出席したお話をしていました。
今、矢作直樹さんの『おかげさまで生きる』(幻冬舎)という本を読んでいます。
その中に《年相応に欲の始末をする》というのがありました。
欲望を整理するのにエンディングノートとリビングウィルを利用するのもよいと書かれています。
矢作直樹さんのリビングウィルも紹介されています。(p99-100)
引用させていただきます。
----------------------------------------------------
矢作直樹の生前意思確認
●借金はありません。
●急性期・慢性期を問わず終末期での積極的医療を受けることを希望しません。
●蘇生の必要な状況では蘇生を望みません(DNR)。
●異状死でなければ肉体は献体登録してある○○大学解剖学教室(連絡先:○○)に受け入れて戴き、遺骨の返還時の合同葬のあと同大学の納骨堂(○○霊園内に在所)に納めて戴くことを希望します。異状死であれば、その旨を上記○○大学解剖学教室に連絡し、火葬後可能であれば遺骨を受け入れて戴き、大学の納骨堂に納めて戴くことを希望します。無理であれば特段の希望はありません。無宗教なので葬式、墓や戒名などは不要です。
●遺産について(省略)
平成26年○月○日
矢作直樹
自署
----------------------------------------------------
この文章の最後は次の言葉で締めくくられていました。(p101)
引用させていただきます。
----------------------------------------------------
私たちがあの世に
持っていけるのは、
様々な経験から得た
記憶だけ。
物欲に振り回されてはいけない。
様々な物は私たちを楽しませてくれる反面、
私たちを苦しめることもあるのだと
知ることが重要。
----------------------------------------------------
なかなか含蓄のある言葉ですね。
それにしても最近は、関心あるもの、求めているもの、関連のあるものが自然に集まってくるような感じがしています。
ほんに、ありがたいことですわ。

0 件のコメント: