2010年9月26日日曜日

山田朱織先生のアドバイス

山田朱織先生の本から腰痛対策のアドバイスを紹介します。
腰痛発症メカニズムの要因
●疲労や天候、冷え、精神的緊張などの悪条件。
●重い荷物や中腰、座る姿勢や睡眠姿勢など日常生活での不良条件。
●腰椎椎間板ヘルニアをはじめとする基礎疾患や合併症。
●一過性の筋膜性腰痛といって、一時的に中腰をしたために起こる場合も
あります。
◎日常生活の管理
セルフケアによって、慢性の腰痛はかなりの部分、コントロールができる。
日常生活の習慣の中でも特に気をつけていただきたいのが姿勢です。
たとえば掃除機や炊事、草むしり、デスクワーク、パソコン、子どもの抱っこ、
洗髪などの中腰の姿勢、うつむき姿勢は腰痛の大敵!
そんな姿勢をなるべく取らないですむように、例えば低いと感じる作業台は
二〇センチ高くして、中腰にならないようにする工夫や、同じ姿勢を取るのは
二〇分を限度としたりする工夫が大切。
また、そんな作業をするときには、一時間ごとに一〇分休むよりも、二〇分に
一回よい姿勢で身体を整えるようにしましょう。
オフィスでずっとデスクに向かって座っていたり、パソコンに向かっていたり
すると、「腰が痛い」と感じることがあるでしょう。
そういうときは立ち上がって、身体を動かし、血流を促してあげることが
大切です。
立ちっぱなしでも動き回っている人は意外に腰痛にならないことからも
わかるように、なるべく関節を動かし、筋肉を動かしてあげたほうが
腰痛にいいことが多いのです。
(山田朱織著「病は寝ている間に治す!」より)

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