2019年8月29日木曜日

山元加津子さんの『きいちゃん』、読んでやはり涙でした、先生の最後のことばがまた素晴らしい

8月24日(土)にカミさんが見てきた映画『1/4の奇跡』とその後に聞いた山元加津子さんの講演は涙が止まらないほどに感動的であったと聞かされていました。(2019年8月26日月曜日のブログ参照)
それに刺激を受けて、習志野図書館に関係する本がないか調べてみました。山元加津子さんの『きいちゃん』(アリス館)という本がありました。
8月28日(火)、カミさんから本の用意ができたと図書館からメールがあったよ、と知らされました。
この本はカミさんのカードで予約していたのでした。
一方、けいじが予約していたアリータ・ムアジャーニさんの本『もしここが天国だったら?』も通知が届いていました。
そこで、その日の夕方 受け取りに行ってきました。
そのときに、入江登美子さんの『1/4の奇跡―もう一つの、本当のこと』(三五館)という本の「リクエスト・予約カード」も提出してきました。
習志野図書館には置いてないので、近隣の図書館から取り寄せることになります。
帰るなり、『きいちゃん』の絵本を読んでみました。
短いので、あっという間に読めました。
やはり、涙なしには読めませんでしたわ。
この本の挿絵がまたすばらしいですね。
眺めているだけで、こころが落ち着いてきます。
ほんわかと、何か暖かいもので満たされていくような感じがしてくるのです。
ほんと、こころが和んできますわ。
本文については、次にアクセスすると読むことができます。
「きいちゃんの浴衣、山元加津子さんの語るお話」
本の最後には山元加津子さんの素敵なことばが添えられていました。
◆わたしは、養護学校の教員をしています。そこで出会った子どもたちは、わたしにとってかけがえのない友だちです。いつも生きるってとてもすてきなことなのだ、大好きなことがとても大切なのだと教えつづけてくれるのです。きいちゃんもまた、わたしの大切な友だちのひとりです。
◆わたしは、きいちゃんたちに出会って、自分は教員だから教えるんだ、導するんだ、と思うのをやめることにしました。わたしは、きいちゃんより先に生まれたけれど、それは髪の長さが長いか短いかくらいの違いじゃないかと思ったのです。人と人はどんな関係であっても、教えあい学びあい、助けあって生きているんだと思ったからです。
◆地球には、男の人、女の人、国の違う人、肌の色が違う人、ことばの違う人、背の高さが違う人、障害のある人、ない人、いろいろな人がいます。生きている人みんながすてきだということ、みんないろいろだけど、だからこそすてきだということを、みんなで考えるようになったら、どんなにいいでしょう。
ほんとに、ステキなことばですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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