2019年11月14日木曜日

成毛眞さんの「本・読書」論、けいじとの比較を試みる、斎藤一人さんと芦田愛菜さんにも飛び火(シンクロ)す

2019年11月11日月曜日のブログで、おもしろい本『俺たちの定年後 成毛流・60歳からの生き方指南』(成毛眞、ワニブックス)に出会ったと話していました。
成毛眞さんの指南《旅は下道、寄り道が面白い》(p167-169)が、けいじの一人ドライブスタイルと似かよっていたとも。
もう一つおもしろい話がありました。
それは「本(読書)」についての成毛眞さんの考え方についてです。
「第6章 計画は壮大かつほどほど綿密に立てよ」に《本棚は過去、積ん読は未来》(p175-177)という、タイトルからして魅惑的な文言がありました。
読んでみると、賛同できる個所が多々ありました。
そこで、けいじの「本(読書)」についての考え方と比較してみたいと思うようになりました。
まずは、似ているところ(◇)と異なるところ(◆)を抜粋してみます。
◇定年後にカルチャーセンターなどで、何かを学ぼうとする人もいるかもしれないが、何でも独学派の私にとって、あらゆることの教師は本である、気になることがあれば本、知りたいことがあれば本、やりたいことがあれば本という具合に、本に教わることが多い(最近はYouTubeもノウハウを知るために便利に使っている)。
◇これから読む本というのは、これから自分の頭を通り過ぎる知識がパッケージ化されたものだ。その中身は、今の段階ではタイトルや著者や装丁や書評などから推し量るしかないが、それでも、可能性の塊である。そうした未来の自分の一部を近くに置いておくことは、精神衛生上、非常によろしい。
◇その一方で、本棚は自分を通り過ぎた知識のパッケージが並ぶ場である。美食家のブリア・サヴァランは《どんなものを食べているか言ってみたまえ、君がどんな人間かを当てて見せよう》と言ったが、私なら「どんな本を読んでいるか言ってみたまえ」「本棚を見せてみたまえ」と、いつか機会があれば誰かに言ってみたい。それくらい、読書は人を作る。蔵書はその人の過去そのものだ。
◆だから、本棚を持つすべての人は積ん読もすべきなのである。家の中に、自分の過去ばかりがあるのはアンバランスだ、毎日のように、これからを感じさせるものも、目に入るようにしてインテリアのようにセットすべきである、このバランスが、ほどよい定年ライフに貢献する。
成毛さんの「あらゆることの教師は本である」「読書は人を作る」という考えには、けいじもまったく同感です。
けいじの今ある存在は、まさに本によって作られたと思っていますから。
群れることが好きでない、けいじも独学派のようですから。
また、「本棚は過去で積ん読は未来」だという考え方もおもしろいと思います。
大きく異なるところは、成毛さんは過去に読んだ多量の本、これから読もうとするたくさんの積ん読本に囲まれていますが、けいじは厳選した波動の高い数少ない本を身の回りに置きたいと思っている点です。
転勤のたびに、けいじは本を処分せざるを得ませんでした。(2016年11月27日日曜日のブログ参照)
≪本をブックオフに引き取ってもらう前の写真です。≫(2010/03/22 13:56撮影)


2013年に高城剛さんの『LIFE PACKING』という本に出会って、彼が自炊して1,000冊以上の本をiPad2に放り込んで、どこに行っても読めるように自分の書棚としていることを知りました。(2013年11月7日木曜日のブログ参照)
それ以来、けいじも読んだ本で残しておきたいものは彼と同じように自炊してタブレット(ソニー→BLUEDOT)の【けいじのライブラリー】に放り込んできました。(2017年10月15日日曜日のブログ参照)
それ以前に処分した本は残念ながら、現時点では不明としてしか扱わざるを得ません。
わずかに残している本から過去を探るしかありません。
次は、成毛さんの積ん読という指南に対してです。
けいじの場合、本を買って積ん読しておくほどの経済的ゆとりはありません。
そこで、これから読みたいと思う本は新聞(ほとんど読売)などから拾ってノートに書き取っておいて、ときどき眺めることにしています。
 

読んでみようという気になったときに、図書館に予約するようにしています。
図書館で手に入らない本は購入することにしています。
原則は図書館で借りることにして。
なるべくモノを所有しない身軽な生活を目指していますから、本も買って所有しないように心がけています。
例外として、波動が高いと感じる本は身の回りに置いてお守り効果を期待したりもしています。
また、寝る前に心を洗うために読んだりもして。
本・読書・図書館については、そのうち自分史のごとくまとめてみたいと思っていますわ。
そんなときに、本(読書)についてシンクロニシティが起こりました。
カミさんが新小岩の「ついてる神社」にお参りしたときに、『斎藤一人 日々の幸福論』(鈴木達矢、学研プラス)という本を買ってきたのです。
あっという間に読んでしまいました。
その「第3章 あなたは世界一幸せな成功者になれる!」に《Q23 押しつけの勉強は間違いだよ》(p94)というのがありました。
「本(読書)」に係わる個所がありましたので、それを抜き出してみます。
◆嫌がっているのにお尻を叩いて勉強させると、本を読むことすら嫌いになるんです。本って、成功のヒントや、幸せになる方法がたくさん書かれています。人生のバイブルみたいなものなんだよね、学校の教科書にはない、生きるための知恵がぎゅっと詰まっているの。本を嫌いになってしまうと、そういう大事な情報に触れることもできなくなっちゃうんです。
斎藤一人さんも本に育てられたようなのです。
さらに、令和元年11月9日の「国民祭典」において、女優の芦田愛菜さんが芸能界を代表する1人としてで天皇陛下のご即位をお祝いするメッセージを読み上げていました。
その言葉から「本(読書)」に関することばを拾ってみました。
◆私も大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識を踏まえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました。
15歳の芦田愛菜さんが、早やそのことに気づいていることには驚きます。
独学派である成毛眞さんは本があらゆることの教師であると、斎藤一人さんは本が人生のバイブルみたいなもんで生きるための知恵がぎゅっと詰まっていると、15歳の芦田愛菜さんは本から得た知識を行動に移すことが大切であると考えるようになったと語っています。
いやはや、このシンクロニシティはスゴイですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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