2018年6月24日日曜日

吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』、「ありがたい」という言葉の詳説が、それに該当するけいじのブログをピックアップ

昨日(20180623土)、図書館に返却する本があったのですが、行けなかったので今朝(20180624日)ほど歩いてブックポストに投函してきました。
①『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎、マガジンハウス)
②『妻に捧げた1778話 』(眉村 卓、新潮新書)
返却日までに2冊は読了できなさそうなので、②を犠牲にして①に専念、どうにかギリギリで読み終えることができました。
やはり評判どおりに、素晴らしい本でしたですわ。
家族にも、ぜひ読んでほしいものです。
その本の「おじさんのNOTE」に「ありがたい」という言葉について掘り下げて説明している一文がありました。
その項目から、該当個所をまたピックアップしてみます。
【人間であるからには―貧乏ということについて―】(p145-p146)
◆ただ、いまの君にしっかりとわかっていてもらいたいと思うことは、このような世の中で、君のようになんの妨げもなく勉強ができ、自分の才能を思うままに延ばしてゆけるということが、どんなにありがたいことか、ということだ。
◆コペル君!「ありがたい」という言葉によく気をつけてみたまえ。この言葉は、「感謝すべきことだ」とか、「お礼をいうだけの値打ちがある」とかという意味で使われているね。しかし、この言葉のもとの意味は、「そうあることがむずかしい」という意味だ。「めったにあることじゃあない」という意味だ。
◆自分の受けている仕合せが、めったにあることじゃあないと思えばこそ、われわれは、それに感謝する気持ちになる。それで、「ありがたい」という言葉が、「感謝すべきことだ」という意味になり、「ありがとう」といえば、お礼の心持ちをあらわすことになったんだ。
◆ところで、広い世の中を見渡して、その上で現在の君をふりかえって見たら、君の現在は、本当に言葉どおリ「ありがたい」ことではないだろうか。
そういえば、今のけいじのブログでは最後を「有り難いことです。ありがとうございます。」という言葉で閉めるようにしています。
そのきっかけは何だったのかなと、ブログ内を検索してみました。
すると主なものとしては次のようなブログが上がってきました。
【2015年11月8日(日) 『鮫島純子さん小林正観さんの言葉のシンクロ、これも読書の功徳ですか』】
【2015年2月14日(土)『感謝の「ありがとう」、奥深い素敵な言葉なのですね』】
【2013年8月22日(木)『金属にも魂、モノに話しかける』
ブログの最後に「有り難いことです。ありがとうございます。」と入れているので、この言葉では検索しづらくなってしまっていることに今更ながら、気づきました。
将来、検索することを考えると、何か検討の余地がありそうですわ。
また、気付きをいただきました。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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