2021年3月29日月曜日

今日は結婚記念日、この機会に当時を振り返ってみる、関連資料を列記

 昨夕、実家に母親のケアに行っていたカミさんから「明日は私たちの結婚記念日よ」というメールが入ってきました。
けいじは、すっかり忘れていましたわ。
解除されたとはいえ、あいかわらずコロナ禍のもとにありますから、外食などはしたくありません。
実家から仕事に行って帰ってきたカミさんが、今晩は、けいじの大好物であるお好み焼きにしてくれました。
これが、けいじにとっては結婚記念日になによりのご馳走でした。
結婚記念日のことは食事中も、すっかり忘れていました。
食後にパソコンに向かっていて思い出しました。
そこで、「結婚記念日」でけいじのブログを検索してみました。
次のとおり関連してるのが3点ありました。
そのタイトルにリンクを張っておきます。
この機会に思い出してみました。
社宅を借りるために、先に婚姻届けを出したのが1978年3月29日でした。
そのあと、挙式と披露宴は5月27日に執り行っています。
思い出に関連の写真も紹介しておきますわ。


有り難いことですわ。
ありがとうございます。

2021年3月16日火曜日

100分de名著 災害を考える、第1回 寺田寅彦「天災と日本人」-「自然」とのつながり、強烈なインパクトを受ける

 3月1日(月)の朝刊、「きょうの番組」欄の「100分de名著 災害を考える(新番組)」に目が止まりました。
第1回は、理学博士で文学者の寺田寅彦の災害観のエッセンスが詰まった随筆集「天災と日本人」、と書いてあったからです。
けいじは寺田先生のちょっと硬めの文章が大好きです。
即、テレビの録画設定をしていましたですわ。
後日、録画したものを晩酌しながら気楽に見てたのですが強烈なインパクトを受けました。
これはブログでぜひにも取り上げてみたいと思いました。
お酒の入ってないときに、改めて見直してみることにしました。
そのときにUSBハブ(バッファローBSH4AE12)のトラブルに遭遇したのです。(2021年3月9日火曜日のブログ『テレビ録画用USBポータブルHDD 、接続不能に⁉、USBハブの故障だった』参照)
それでは、感銘を受けたところを順を追って取り上げてみたいと思います。
何度も見直しているうちに、つぎつぎに感動する個所が増えてきて、長くなってしまいました。
解説・解釈もすばらしいので、作成にけっこう時間がかかってしまいましたですわ。
◆は寺田先生で◇は解説です。
◆文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた。そうして、重力に逆らい、風圧水力に抗するような色々の造営物を作った。 そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻を破った猛獣の大群のように、自然が暴れ出して高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊させて人命を危うくし財産を亡ぼす。その災禍を起こさせたもとの起こりは天然に反抗する人間の細工であると言っても不当ではないはずである。
番組ではこの細工という言葉につぎのような解釈を与えていました。
◇森や山を切り開き水辺を埋め立て人間の都合のいいように自然を加工すること、寺田はこれを細工と呼びました。科学技術が発達するにつれ、より高度な細工が可能となり人間は自然を思いのままに制御できると考えました。しかし、その根底にある人間の過信が災害を大きくし人命を危機に追いやっているのではないかと、寺田は危惧したのです。さらに技術の進歩は天災による損害を個人から共同体全体へと広げていった、と述べています。
◆天災による個人の損害はもはやその個人だけの迷惑では済まなくなってくる。 二十世紀の現代では日本全体が一つの高等な有機体である。各種の動力を運ぶ電線やパイプやが縦横に交叉し、色々な交通網が隙間もなく張り渡されているありさまは高等動物の神経や血管と同様である。その神経や血管の一箇所に故障が起こればその影響はたちまち全体に波及するであろう。
◇現在、大きな自然災害が発生すると、交通網が寸断されるだけでなく、電気、水道、インターネットが使えなくなり、被災地から離れたところにいても大きく影響を受けてしまいます。個人から共同体へ文明が発達すればするほど被害が大きくなることを予言するかのように寺田は書いていたのです。
◆三十七年と云えば大して長くも聞こえないが日数にすれば一万三千五百五日である。その間に朝日夕日は一万三千五百五回ずつ平和な浜辺の平均水準線に近い波打ち際を照らすのである。そうして運命の一万数千日の終わりの日が忍びやかに近づくのである。
◇私たちが災害を忘れてしまうのは「自然の時間軸」への意識の欠如が一因だと寺田は考えました。
1896年6月15日には明治三陸地震が、1933年3月3日には昭和三陸地震がありました。この間の37年は人間の時間軸であれば、一世代前ですが自然の時間軸からすれば昨日のようなものです。
◇自然とのつながりを見失えば、人は備えを忘れてしまうと、寺田は憂いていたのです。
◇寺田は、もともと人は「自然」とつながっていたのだと云います。
◆昔の人間は過去の経験を大切に保存し蓄積してその教えに頼ることが、はなはだ忠実であった。過去の地震や風害に堪えたような場所にのみ集落を保存し時の試練に堪えたような建築様式のみを墨守してきた。それだからそうした経験に従って造られたものは関東震災でも多くは助かっているのである。      
◇災害による被害が少なくすんでいたのは人々が自然と対話しながら木材を選び場所や方角を慎重に考慮したうえで建造物を建てていたからだと寺田は考えていました。地震や台風が多い日本では昔からここに家を建てると危ない、あの森を伐採すると津波がおきるなど、それぞれ土地の相を経験から読み取ってきたのです。その経験を知識として活かしていくことが大切だと寺田は云います。
◆自然の十分な恩恵を甘受すると同時に自然に対する反逆を断念し、自然に順応するための経験的知識を集収し蓄積することをつとめて来た。この民族的な知恵もたしかに一種のワイスハイトであり学問である。しかし、分析的な科学とは類型を異にした学問である。
◇ワイスハイトとは知恵を意味するドイツ語です。寺田は経験として得た知恵を学問として学んでいくことが必要だと説くのです。そして、芸術、短歌や俳句、を詠むことで自然とのつながりを回復できるのだと考えます。
◆この二つの短詩形の中に盛られたものは、多くの場合において、日本の自然と日本人との包含によって生じた全機的有機体日本がもっとも雄弁にそれ自身を物語る声のレコードとして見ることの出来るものである。これらの詩の中に現れた自然は科学者の取り扱うような、人間から切り離した自然とはまったく趣を異にしたものである。
◇俳句や短歌といったレコードには、はるか昔から自然と対話するなかで紡がれてきた言葉が詰まっています。自然の声のレコードに針を落とし、その声を聞くことが必要だと、寺田は云います。
ここで、若松英輔東京工業大学教授から寺田がおもしろい句をのこしているとして、俳句が紹介されます。
◆哲学も科学も寒き嚔哉
嚔(くさめ)はくしゃみで、寒きは不完全をあらわして哲学(言葉の象徴)でも科学(数字の象徴)でも示せないような本当に大事なものがあるんだ、ということを寺田はこの句で云おうとしている。
そういうものをどんなに折り重ねたところで、本当のことはあらわれてこないんじゃないか、もっと大事なものがその奥にあるんじゃないか、というのがさっきの句じゃないか。
◇「自然」とつながるということが、なぜ今の私たちには必要か?
まず、私たちが自然だからです。人間というのは自然と対抗するべきものではなくて自然の中に私たちがいるんだと思うんです。それがいつのまにか人間と自然というふうになっていった。自然の中にいる人間の居場所というものをもう一度確かめていかなくちゃいけない。
との若松英輔先生の解説もよかったですね。
いやあ、すばらしい番組でしたわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2021年3月13日土曜日

録画用USBポータブルHDD、1つだけにして直接テレビに接続、USBハブは撤去してシンプルに

2021年3月9日火曜日のブログで、テレビ録画用USBのポータブルHDD用のハブが故障したので交換したという話をしていました。
シンプルにすべく、3個のUSBポータブルHDDのうち、現在録画用に使っているハードディスク3だけを接続することにしたとも。
をしないのであれば、USBハブを使う必要はなかったのです。
シンプルを目指すのであれば、今登録・再生用に使っているUSBポータブルHDDを直接テレビに接続するだけでよかったのです。
だから、今では直接USB端子に接続して使っています。
USBハブと既に録画でいっぱいとなった2つのUSBポータブルHDDはテレビ台の引き出しに収納しました。
USBハブ、HDD、配線コードがごちゃごちゃむき出しになっているとホコリを呼び込みますからね。
必要が生じたら、引き出しから出して使うことにしたいと考えています。
さらに、録画・消去用にと1TBのHDDブルーレイ・DVDレコーダーを検討しているところです。
これなら、録画・消去を何度繰り返してもUSBポータブルHDDよりは耐久性がありそうですからね。
これで少しはシンプルになりますですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

2021年3月9日火曜日

テレビ録画用USBポータブルHDD 、接続不能に⁉、USBハブの故障だった

 昨日、突然テレビ録画用USBポータブルハードディスクに接続できなくなり録画していた番組が見れないという事態が発生しました。 
「設定」→「録画・再生設定」→「通常録画用USBハードディスク設定」を開いて見ると
ハードディスク1、2、3が非接続となっていました。
テレビの電源を切ったり、USBハブの電源を切ったり、USB端子を抜いて入れ直したりと、いろいろ試してみましたが、ダメでした。
パソコンに接続しても反応がなかったので、USBハブ(バッファローBSH4AE12)が故障したとの結論に達しました。
けいじのブログの検索コラムにBSH4AE12と入力したら、次のブログがあがってきました。
さっそく、アマゾンで該当商品BSH4AE12を調べると少し値上がり(1,060円→1,073円)していました。
「類似商品と比較する」にBSH4A11BK(1,000円)がありました。
違いは電源連動節電機能があるかどうかだけでした。
とっさに浮かんだのは電子機器はSimple is bestだという言葉でした。
そこで、シンプルは故障が少ないと思い、昨晩1,000円の方を注文しました。
今日、メールでは3月9日火曜日 12:44午後 宅配ボックスでの配達完了となっていましたが、それには気づいていませんでした。
13:55にイオンへの買い物に出かけて、帰ってきたのが15:00でした。
その時に郵便受けを開けたら不在連絡票が入っていたのを見て、はじめて届いていたことに気づきました。
イオンで買ってきたものを冷蔵庫など定位置に片づけて、腰休めをして、それから洗濯物を取り込んで、やっと新しいUSBハブの取り付け作業に着手しました。
今回はシンプルにすべく、現在録画用に登録して使っているハードディスク3だけを接続することにしました。
接続して電源を入れると「通常録画用に登録されたことがあるUSBハードディスクが見つかりました 。登録時にハードディスクは初期化されません。再登録しますか?」というメッセージがでてきて、首尾よくセットアップが完了しました。
ハードディスク1と2は見る必要がでてきたときに接続することにします。
事がうまく運びましたですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。