2018年6月9日土曜日

宮川眞人さんの『ゆがみを直す 整体学』、整体には究極の秘密が⁉、古武術の見直し

2018年6月8日(金)のブログで『ゆがみを直す 整体学』(宮川眞人、彩図社)という本から、薬に関係する個所について、けいじがふだん思っているところをピックアップして紹介していました。
今回は、個別の症状についての解説については別途紹介することにして、本の全体を俯瞰して見た場合の宮川さんの整体学なる考え方について迫ってみたいと思います。
先ずは、けいじが感じ入った文言をピックアップしてみます。
◆世の中の病気の全ては、体の捻れの固定化と関係しています。また、痛みは腎臓の問題(胸椎10、11)を抱えています。(p122)
◆体のゆがみは猫背や0脚などの骨格系の問題から、アトピーや脳卒中など一見ゆがみとは関係のなさそうな症状まで、様々な病気の原因となります。(p140)
◆体の歪みと病症の関係性を整体学的に述べてみましたが、心と体は一体化しているという意味で、ストレスが体に入り込んで体を歪めるパターンが、いかに人は多いかということがお分かりいただけたのではないかと思います。本当の健康とは、自分の本当の心と体を知り、自分の心と体に合致した世界を作り上げていくことだと思います。与えられたそのままの健康などはありはしません、健康とは自分で作り上げてゆくものだと私は常々思います。(p187)
◆整体学的な知識、つまり、この本で書いたような「何故、体は歪むのか」という知識を知っていたら、そこまで、大きな手術は必要ではなかったかもしれないとも思うのです。人の人生は、大変なものです。皆それぞれ生きてゆくことは大変なことだと思います。表面的なもので人をみるのではなく、その後ろにある、その人の人生を感じることができたら、この世の中から人のいざこざもなくなるでしょう。また、人を人として感じることをすれば、病気を単なる病気とみなしている西洋医学の方向性も変わるのではないかと少なからず思うのです。(p189)
これが宮川さんのいう整体学なのだと思います。
本を読んでみて、やはり血がかよっているから、じっくり腰をすえて読んでみる気にもなり、また延長までかけて最後まで読み終えたのだと思います。
整体の本としては野口整体がすごいと思っていたのですが、宮川整体もなかなかのものだと思いましたわ。
これを機に、これからは体の使い方、動かし方などをもっともっと研究したいと思いました。
特に最近テレビで見かける松村 卓さんの骨ストレッチには目を見張るものがあります。
さらに、日本古来の古武術による体の動かし方にも何かヒントが隠されているようにも思います。
これからは、この方面でいろいろと勉強をしていきたいと思いますわ。
さすれば、腰痛の対処法しかり、その他全ての問題についても解決の糸口がつかめそうな気がします。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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