2018年11月1日木曜日

靴下を履かないことの効果、5本指ソックスで浮指に⁉、筋トレしなくても赤ちゃんは歩けるようになる

2018年10月31日水曜日のブログで、2泊3日の大阪一人旅を靴下を履かないで通すことができたという話をしていました。
同じころ、似たようなことが書いてある本を読んでいました。
それは、2018年10月9日火曜日のブログでも話していた次の本です。
『「筋肉」よりも「骨」を使え!』(甲野善紀、松村卓、ディスカヴァー・トゥエンティワン)
第6章の【足の指が開くと力が出せない】(p194-p196)
次のような松村卓さんの言葉がありました。
◆以前、東京で講習会をやった時、あるご夫婦が5本指ソックスを履いていたので、「足の指先が緊張するのでやめたほうがいいですよ」って指摘してあげたんです。実際、5本指ソックスを履いたまま腕をまわしてもらうと、全然まわらない。逆に脱いだら、今度はラクにまわります。
◆結局、浮き指になっちゃうんです。ソックスをピッと強く履いてしまう人が多い
んで、5本の指が反ってしまう。指が反ると接地の時に指が使えませんから、足の裏の
筋肉(足底筋)が張るんですね。酷使すると足底筋膜炎になってしまう。
◆ちょっと指にかぶっているくらいならいいんですが、たいていの人はピチ
ッと履こうとしますよね? そうすると一つ一つの指が独立してしまって、過緊張を起
こすので、足底が張って動きが落ちる。それこそ、頭で考えている世界と身体が感じて
いる世界は違うということだと思うんです。
さらい、グッドタイミングで、テレビ東京『ソレダメ!』(2018年10月24日放送)が浮指についてやっていました。
次の浮指チェックをけいじもやってみると可能性ありとなりました。
①足の親指を押して、足の甲側に90度以上曲がる
②足の指で鉛筆をつかめない
このごろ、裸足で歩くことによって浮指改善になっているように感じているところです。
次は、古武術に足を踏み入れると生きることが楽になるという次の言葉が身に沁みました。
第3章の【生き方が変わったという実感】(p82-p84)から抜粋します。
◆松村 スポーツの世界では、勝負に勝つことや記録を出すことがまず求められますが、私はそれがすべてだとは思いません。むしろ、競技を通じて身につけた身体感覚を日常の中に取り入れていくことが大事だと感じています。
私自身、武術の世界に足を踏み入れ、筋肉から骨へ身体の使い方が切り替わっていくことで、生き方そのものが変わっていった実感があります。何よりも、生きることがものすごくラクになったんです。
◆松村 筋トレなどで身体の部分ばかり鍛えても、身体全体を連動させることはできません。逆に腕や足を一生懸命酷使することになり、結局、無駄なエネルギーの消耗につながってしまうわけですよね。
◆甲野 まあ、体幹部を連動させるといっても、そこが働いているかどうかの実感は得られにくいですからね、結局、手足のような使っている感じがしやすいところをつい鍛えようとしてしまうんでしょう。 
この本で特に成程と納得させられた言葉があります。
「生きて歩いているんだから、それが最低筋力でしょう 」
「赤ちゃんだって、勝手に歩けるようになったら歩きますよね」
そのへんの言葉を第3章の【一流の人ほど臆病になりやすい】(p85-p86)から抜粋します。
◆松村 そうですね。私はよく言われるのは、「筋トレの弊害はよくわかった。でも、最低筋力はいるよね」ということです。でも、最低筋力ってどれくらいですかって聞いても、誰も答えられない (笑)。
◆甲野 生きて歩いているんだから、それが最低筋力でしょう (笑)。
◆松村 そうですよね。赤ちゃんだって、勝手に歩けるようになったら歩きますよね。それでいいんじゃないの? あなたが生きているのも最低筋力があるから立っているんだよねって。それがわからない人はやっぱりウエイトトレをして、筋肉がないとパワーが出せないと思って……いつまでも筋肉信仰から抜け出せないんです。
今回、大阪一人旅に出る前の3日間は外出していませんでしたし、最近はあまり外では歩いていませんが、ちゃんと歩けましたですものね。
最終日の3日目はイオンモール津田沼店にも寄って、重くなった買い物袋を提げて家まで歩いて帰れましたですから。
その代わり、古武術をもとにした次のようなことを試したりしていました。
疲れない、楽な中指を意識して歩く「中指歩き」
・持参した買い物袋はかなり重かったので、荻野アンナさんの本の【スーパーレジ袋の持ち方】(p23)

それでも、しびれてくるので、岡田慎一郎さんの「古武術」をもとにした、荷物のラク持ち術をも採り入れたりしてみました。
やはり、かなり楽になりますですわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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