2018年9月27日木曜日

松村 卓さんの「骨ストレッチ」、岡田慎一郎さんの「古武術介護」、それぞれに甲野善紀さんの「古武術」が影響!?

2018年7月15日日曜日のブログで松村 卓さんの『人生を変える!骨ストレッチ』という本から、しゃがんだ時の起き上がり方を紹介していました。
それは野口三千三先生が考案した方法です。
頭を下げたままお尻を先に上げるようにして腰、背中、首、頭と、まるで朝顔の芽が地面から出てくるように、背骨が徐々に起き上がっていき、最後に重たい頭が首の上にひょこんと乗るというやり方です。
実際、これをやってみたら、嘘のように楽に起き上がれるようになりました。
他には、ダブルTの立ち方とダブルTウォーキングが、けいじの体にとっては効果があるように思っています。
そのやり方については次の記事が参考になります。
【腰痛・ひざ痛の予防改善】古武術から学ぶ体の動かし方鍛え方
【足裏は 「ダブルT」 で動く】
古武術については、昔なにかの記事を読んで惹きつけられて以来、ずーっと燻ぶるように関心を持ち続けています。
ひょっとしたら若かりし頃の甲野善紀さんの記事だったのかもしれません。
最近、「読売家庭版」(9月 2018 September No.645)の特集に『古武術に学ぶ疲れ知らずの身のこなし』という岡田慎一郎(理学療法士・介護福祉士)さんの記事に出会いました。
腰痛の再発防止に役立ちそうな所作(立ち上がる、炊事、拭き掃除、荷物を持つ、階段の上り下り、様式トイレの正しい姿勢、疲れにくいキーボードの打ち方)が書いてありました。
本の紹介もあったので、さっそく借りて読んでみました。
『体の使い方を変えればこんなに疲れない!』(岡田慎一郎、産業編集センター)
岡田さんも甲野善紀さんと出会い、古武術の身体運用を参考にして「古武術介護」なるものを提唱していたのでした。
そういえば、『人生を変える! 骨ストレッチ』にも古武術のことが書いてあったことを思い出しました。
見直してみると、[体格差のあるプロを凌駕する古武術の動き](p114-p116)として甲野善紀(武術研究者)さんが採りあげられていました。
また、対談による共著『「筋肉」よりも「骨」を使え!』という本が出ていることにも気づきました。(p143)
このとき、この本と平行して小林弘幸先生の『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)という本も読んでいました。
このスクワットなるものの基本も古武術には既にあったことがわかりましたですわ。
究極の腰痛再発防止策として、ついに古武術と真剣に向き合う時期が訪れてきたように思いますわ。
有り難いことです。
ありがとうございます。

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