2013年8月20日火曜日

里岡美津奈さんのこだわり、けいじのこだわり

里岡美津奈さんの本を読んでいて、人生にこだわりはあったほうがいいなと思いました。
里岡さんは次のようなこだわりを持っていたようです。
きれいにプレスされた状態で届いたCAの制服にもう一度、自分でアイロンをあて、次のフライトに備えてロッカーにかけておいたというのです。
里岡美津奈著「誰からも好かれる女の人と運を引き寄せる習慣」
普通はそんな無駄と思われるようなことはしませんよね。
そのまま、着れるようにプレスされているのですから。
こだわりとは、普通はそこまでやらなくていいのに思い入れでとことんやり続けてしまうこと、と自分勝手に解釈してみました。
そういう観点から、けいじの長年やっているこだわりについて考えてみました。
3つありました。
①毎朝のお勤め
母親が亡くなってから毎日お勤めを続けていますから32年にもなります。シンガポールに赴任していたときも継続していました。それを小耳に挟んだ先輩がいたく感心して一時帰国したときのお土産に線香を買ってきてくれたものです。単身赴任のときも続けていました。退職してからは、朝より夕方が多くなりました。旅行などで外泊の時だけはしていません。
②運転前の車みがき
シンガポール駐在中は車(Comapany Car)が貸与されていました。インド人が月35S$で毎日事務所ビル内の駐車場にて車みがきをしてくれるというので、ポケットマネーでお願いしていました。ビル内での車みがきが禁止されたので、コンドミニアムの駐車場で同じようにバケツ1杯の水で出勤前に自分でみがき始めました。きれいに自分で納得いくようにみがいたあとの通勤の運転が気持ちよい(車にホコリが着いてない)ので病みつきになりました。千葉の土気(とけ)勤務のときも車通勤していたので毎朝みがいていました。そのほかは運転する前にみがいています。
③娘たちへの朝のことば
家族は何時も一緒に住むべしという方針でやってきましたが、子供も成長してシンガポール帰国以降は子供の学校の関係で分散して住むことになりました。先に帰国して代々木の大学に通っていた長女とけいじが代々木社宅に、英国の高校へ通うことを希望した2女は寄宿舎に、習志野の付属高校に通うことになった3女と伴侶は小岩の実家に。家族の一体感を深めるためにと、毎日「朝のことば」をメールで発信し続けてきました。本などから素晴らしい言葉をピックアップして近況報告と共に送り続けてきました。二日酔いの朝などもなるべく送るようにしていました。子供たちが社会人になってからは、毎日ではなくなりましたが、「今日のことば」タイトルを変えて、できるだけ毎日、発信するように努めています。が、仕事に忙しくて読んでくれていることやら!
というように、人生のこだわりが3つもあったとは驚きました。
このように、立ち止まって考えたことは今までありませんでした。
振り返ってみると、こだわりとは、いいものだと思います。
他の人から見たら、何にも役に立たないことに、なんと無駄な時間を使っていることかと思われるかもしれませんけどね。
こだわりとは、それでいいのだと思います。
本人は満足しているのですからね。

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